永遠の議論である初心者はプログラミング言語を何から始めたらいいかを考察したいと思います。
【結論】何からでもいい
よくこういった問いに対して、メンターの方が何からでもいいという答えをしています。
「webサービス作りたいけど、RubyとPHPどちらを勉強すればいいですか?」
という質問を頂きます違うプログラミング言語でも、同じ目的で使うなら、初心者が学習することは大差はありません
途中から別の言語に切り替えても
前の言語で学んだ事は充分活きます何勉強するか悩む時間の方が勿体ない
— かずたか@プログラミング独学で2社起業 (@kazutaka_dev) January 10, 2019
と言ってしまったらこの記事の意味はないため、あえて様々な角度から初心者がプログラミング言語を何から始めたらいいかを探っていきたいと思います。
まずなぜ何からやってもいいという理由なんですが、
2.悩んだところで答えがない
3.やってることは同じ手段が違うだけ(hello、こんにちは、ニーハオの違い)
4.一つ覚えたら応用が利く
5.考えてる時間勿体ないからコード書け
となります。
何から始めるの思考法
何を作りたい?
プログラミング言語の選択は結局は何を作りたいかという話に落ち着きます。
そのプログラミング言語が得意なこと不得意なことというのがあるからです。
例えばWebに特化した話になりますが、動くサイトが作りたい、ECやWebサービス(例:Twitterやインスタ)を作りたい、スマホアプリを作りたいなどなどやりたいことがあるはずです。
Webサービス→PHP、Ruby
スマホアプリ→C言語、Swift
人工知能、機械学習→Python
という感じでその言語が得意なことに対する作れるものはある程度決まっています。
そのためまず自分が何を作りたいのかを考えてそれが何の言語で作られているかを調べると良いです。
何も作りたいものがない
何も作りたいものがないけどとりあえずプログラミングしてみたいという人もいると思います。
progateやドットインストールでは多くの言語が無料もしくは安く講座を受けることができるのでまずは上から順にやってみると良いと思います。
なぜ上からかというと基礎的な言語を初めに載せているからです。
どちらもhtml、cssで始まってますね。 html、cssはプログラミング言語ではありませんが、Webページを表示する上でなくてはならないものです。
まずは html、cssをざっくりでも学ぶことがプログラマーへの近道です。
迷ったら王道で良い
迷ったら上記に挙げてるような王道を選べばいいと思います。
プログラミング言語も多種多様にありマニアックなものを挙げたらきりがない状態です。
ただ初心者がそういうものに手を出してしまったらほぼ挫折するでしょう。
なぜならナレッジの情報が少ないからですね。
自分の場合
自分の場合は、プログラマーではなくフロントエンドエンジニアなので、そこまで触ったことはないですが、
html→css→JavaScript→PHP→Rubyという順に学んだので割と王道だと思います。
ただどれも奥が深く極めるレベルにはどれも達していないでしょう。。
まあそこまで極めなくても一般的な仕事はこなせるのがエンジニアという仕事なのであまり気負わず初めて覚えることを楽しむことを目的に始めたらいいと思います。
挫折しないプログラミング言語ランキング
初心者におすすめな言語ってどういうものかと考えたらやっぱりわかりやすくておもしろい挫折しない言語なんだと思います。
1.Ruby
近年人気が高まっているRubyはおもしろい、分かり易いを兼ねそろえた言語です。
またruby on railsというフレームワークを使えば、世の中に出てるサービスを割と簡単に作れてしまいます。
スタートアップ企業はRubyを率先して取り入れています。クックパッドもRubyを使用している有名事例ですね。
こちらもprogateなどで学べますが、お金をかけて近道をしたいという人はスクールもおすすめです。自分はTECH::CAMPでRubyを学びました。
2.PHP
PHPは恐らくWebサービスで一番使われてる言語です。老舗的でドキュメントも多くあります。
こちらもLaravelという近年人気のフレームワークのおかげで作りやすくなっています。
3.Python
近年需要が急増している分野といえば人工知能、機械学習、Iot、ビックデータなどの分野です。
Pythonはその分野で力を発揮します。今後も需要は増えて行くと思われるため、募集人数や年収も高まっていくでしょう。
その分野に興味があれば始めない理由はありません。
4.JavaScript
サーバーサイド言語ではありませんがJSも初心者におススメです。
なぜならhtmlファイル一つで動かくすことができ、実行までの導入速度が速いため楽しいです。
プログラミングの何がしんどいかというと環境構築と言われるものなのですが、それを好む人も多いと思うのですが自分はめんどくさく感じてしまいます。
そんな人にはまずプログラミングがどんなものか結果に到達するまで早いJSをおススメします。
プログラミング言語別の年収・求人数ランキング
求人検索エンジン「スタンバイ」調べ
年収
順位 | 言語 | 年収中央値(万円) | 最大提示年収(万円) | 求人数(件) |
---|---|---|---|---|
1位 | GO | 600 | 1,600 | 2,202 |
2位 | Scala | 600 | 1,300 | 1,489 |
3位 | Python | 600 | 1,499 | 9,344 |
4位 | Kotlin | 575 | 1,200 | 961 |
5位 | TypeScript(JavaScript) | 575 | 1,200 | 667 |
6位 | R | 574.8 | 1,000 | 220 |
7位 | Ruby | 550 | 1,200 | 11,676 |
8位 | Swift | 550 | 1,200 | 3,353 |
9位 | Perl | 525 | 1,200 | 4,509 |
10位 | C | 525 | 1,000 | 9,347 |
求人数
順位 | 言語 | 年収中央値(万円) | 最大提示年収(万円) | 求人数(件) | |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Ruby | 550 | 1,200 | 11,676 | |
2位 | C | 525 | 1,000 | 9,347 | |
3位 | Python | 600 | 1,499 | 9,344 | |
4位 | Perl | 525 | 1,200 | 4,509 | |
5位 | Swift | 550 | 1,200 | 3,353 | |
6位 | GO | 600 | 1,600 | 2,202 | |
7位 | Scala | 600 | 1,300 | 1,489 | |
8位 | Kotlin | 575 | 1,200 | 961 | |
9位 | TypeScript(JavaScript) | 575 | 1,200 | 667 | |
10位 | R | 574.8 | 1,000 | 220 |
上記のような結果でした。希少価値(熟練者の少ない)がある言語の方が年収が上がる傾向はありますので求人数6位のGoが年収1位であったり、求人数1位のRubyが年収7位だったりします。このデータから考えられることは、自信がある人は年収高い方を選んで、希少価値の人材を目指し、そこまで自信がなければ求人数の高い言語を選ぶのも手ですね。
初心者の勉強方法
【2019年】初心者はプログラミング言語を何から始めたらいいかを書いてきました。
大事なことは
- 何を作りたいか
- 深く考えすぎない
- まずはコードを書け
ということなんですが、言語選びに迷ったら参考にしていただければ幸いです。
最後に勉強方法を繰り返すとドットインストール、progateなどのサイト学習、スクールがおススメです。
特にお金に余裕が出てきた社会人はスクールですぐ聞ける環境をつくるといいです。
TECH::CAMP(エンジニアスクール)公式ページはこちら
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