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のいずれのWeb制作会社もJSフレームワークを使っていなかったので恐らく事実です。
- JSフレームワークを使ってる会社ってどんな会社?
- JSフレームワークについて学んだ方がいいのか迷ってる方
に向けて書いていきたいと思います。
結論:Web制作会社ではJSフレームワークは使いません
Web制作会社でJSフレームワークがほとんど使われない理由
①リアクティブを必要とする機会が少ない
②必要としない為社内ナレッジが溜まらない
③客先更新の可能性
というわけで今の流行りに乗りたいフロントエンドはWeb制作会社はおすすめしないです☺️— hoshi@フロントエンドフリーランス (@funclur_01) July 5, 2019
Web制作会社でJSフレームワークがほとんど使われない理由
①リアクティブを必要とする機会が少ない
②必要としない為社内ナレッジが溜まらない
③客先更新の可能性
1つずつ補足します。
リアクティブを必要とする機会が少ない
リアクティブの説明に関しては、かなり深くなってしますのですが、ここでは
aを変更したらbが変更される
とします。
Web制作会社では静的なサイトを作ることが多いと思うのですが、そういったサイトで上記のような機能を必要とする場面が少ないということです。
静的なサイトと動的なサイトの機能の例を挙げてみます。
- カルーセル
- トグル
- モーダルウィンドウ
- スムーススクロール
etc…
動的なサイト
- APIを介した複雑なフォーム
- 商品一覧の並べ替え
- シミュレーション
etc…
まだまだありますが、ざっくりそんな感じです。
つまりどちらのサイトもJSで制御可能ですが、動的なサイトの方がリアクティブな機能を必要とするため、リアクティブシステムを目的としたJSフレームワークが効果を発揮できます。
必要としない為社内ナレッジが溜まらない
1つ目の理由に繋がるのですが、制作会社内で実務経験がないとやろうと思っても独学に頼るしかなく難しいです。
つまり、周囲の助けが得られませんし、参考にできるような実績もないため、技術選定時に断念した方が無難であるという方向へ進んでしまいます。
客先更新の可能性
受託制作の場合、サイトを公開した後はそのまま制作会社で運用・更新、先方が運用・更新という風に選択肢が分かれます。
その場合何が難しいかというとJSフレームワークの場合環境構築しないと更新ができません。
ここで通常のサイトの更新とJSフレームワークを使用したサイトの更新を比べてみます。
静的サイト
- htmlファイルを更新
- サーバーにアップ
JSフレームワークを使ったサイト
- 環境構築(初回)
- npmを起動
- 該当するhtmlを更新
- buildコマンド
- サーバーにアップ
このようにhtmlを更新するだけでもコマンドプロンプトを利用しなければならなくハードルが高くなります。
以上の理由で、Web制作会社ではJSフレームワークは使うことが少ないと言えます。
例外あり
制作会社でJSフレームワークを全く使わないというわけではありません。例外もあります。
以下のような場合です。
- 明らかにフレームワークを使った方が良い場合
- 先方から指定されている場合
明らかにフレームワークを使った方が良い場合とは先述したようなシミュレーションサイトの構築などです。
先方からすでにフレームワークで構築されてるため引き継いで欲しいと言われる場合です。
こちらもフレームワーク利用することになります。
解決策:JSフレームワークを使いたいなら
ぐるなびがAngular.jsで他がVue.jsです。
- ぐるなび
- 食べログ
- 任天堂
- @cosme
- エキテン
- 楽天 ebook
- Adobe
- IBM
- LINE
自分がVue.js推しで情報収集しているため、偏ってはいますが、React.jsもよく使われてるはずです。
まとめ
レバテックフリーランス・・・圧倒的な案件数で、マッチング率も高かったです。
- ギークスジョブ
・・・フォロー体制と高単価案件が多いです。
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