
結論としてはタイトル通り業務委託(準委任)はフロントでも経験2年で月単価70万です。
実際自分がレバテックに提案された案件も含めて解説します。
時代はIT
なぜならかというと
「フリーランス = 請負契約」「フリーランス = 営業力が必要」みたいに刷り込んでる人が結構いるようですが、エンジニアの場合は「フリーランス = 準委任契約が最も安全」「フリーランス = エンジニア間での人脈構築や認知率の向上が案件獲得において最も重要」なので、ここ間違えない方がいいですね😁
— 勝又健太@テック系YouTuber (@poly_soft) May 12, 2019
フロントエンドエンジニアの躍進
まずコーダーという職種からワンランク上のフロントエンドという職種が確立され、主に開発環境の構築(grunt,gulp,babel,webpack)であったりJSフレームワーク(Angular.js,React.js,Vue.js)が台頭してさらにはNode.jsなどバックエンドもJSが使われるようになりました。
つまりJSの見直し&進化によりフロントエンドエンジニアの価値が上がっていったということになります。
恐らく7年ほど前です。完全に時代は変わったと言えますね。
レバテックからの実案件
月の報酬と必須で求められてる技術を項目としてあげています。
つい先日レバテックから提案された実案件を詳細を伏せて公開します。
これが現在のWeb業界のニーズであると思います。
案件1 単価55万
・HTML5、CSS3でのコーディング経験
・レスポンシブ経験
・Gitの使用経験
・JavaScriptの知見
案件2 単価65万
・HTML5, CSS3, JavaScript を使用したWebサービスの開発経験
・JavaScriptを使用した実務経験
案件3 単価85万
・HTML5及びCSS3(SCSS+Compass)を用いた開発経験
・一人称でのJavaScriptの実装経験
・GulpやGrunt等のビルドツール使用経験
・Gitの経験
案件4 単価90万
・JavaScriptの実務経験2年以上
・HTML及びCSSの実務経験
案件5 単価70万
・Webシステムフロントエンド開発経験2年以上
案件6 単価75万
・HTML, CSS, JavaScriptでの業務経験2年以上
・動的画面の制作経験
(Ruby,PHP等のテンプレートエンジンを使った画面)
案件7 単価65万
・HTML/CSS/jQueryを用いたコーディング経験2年以上
案件8 単価65万
・Webサービスのフロントエンド開発経験2年以上
・JavaScriptの使用経験2年以上
案件9 単価55万
・HTML、CSS、JavaScriptを用いた開発実務経験2年以上
案件10 単価55万
・HTML、CSS、JavaScriptを用いた開発実務経験2年以上
案件11 単価75万
【必須】
・HTML5、CSS3、JavaScriptの実務経験
【下記から1点必須】
・設計の実務経験
・React.jsの実務経験
・BrowserStackなどテストツールを用いたテスト環境の構築や運用の実務経験
・SassやLESSなどの実務経験
・SPA開発の実務経験
・Goの実務経験
・サーバサイド開発の実務経験
案件12 単価75万
・HTML5、CSS3を活用したWeb制作の経験(2年以上)
・JavaScriptを活用したWeb制作経験
案件13 単価65万
・レスポンシブの実装経験
・Sassの使用経験
・BEMなどの基本的なCSS設計思想い対する知識
・JavaScriptの知見
案件14 単価70万
・JavaScriptの使用実務経験2年以上
・HTML5の使用実務経験3年以上
案件15 単価65万
・HTML、CSS、JavaScriptを用いた スマートフォンサイト開発実務経験3年以上
・システム開発を伴う動的なサイトでの開発経験
以上の提案された案件をまとめると、
- 経験での縛りは2年~3年で、平均の月単価は68.6万
- 経験2年以下の案件は、平均の月単価は68.8万
ということになります。
冷静に考えてかなり報酬高いですよね。。
68.8万を年収にすると825万です。
一般サラリーマンだったら役員級の報酬がフロントエンドエンジニア2年の経験でもらえる時代になっています。
過去の自分の給与の伸び
ここで一旦自分の過去の給料の伸び率を紹介します。Web業界の職務を経験して7年目ですが以下のような推移を辿ってきました。金額は税金引かれる前の額面です。
1年目・・・バイト+正社員 月20万ほど 年収~300万
2~3年目・・・正社員 月25万 年収~350万
4年目・・・正社員 月27万 年収~400万
5年目・・・正社員 月32万 年収~450万
6年目・・・正社員 月34万 年収~500万
以上です。その間副業でクラウドソーシングをちょこちょこやっていましたが年収としてはそんなに大きく貢献する額ではありません。
年収としてはよくはないですが、悪くもないです。これが一般的なWeb系企業の年収の伸び率かなと思います。
つまり自分は500万で見切りをつけてフリーランスで準委任という道を選んだのですが、経験2年で825万もらえる環境になってるとは思いませんでした。
もっと言うと経験6年で500万ほどの人と経験2年で800万以上を貰う人が共存している業界とも言えますね。
注意点
いいことばかり言ってきましたが、単純に2年経験があれば高単価の案件を貰えるという考えはよくないかもしれません。なぜならそこには多少競争はありますし、2年とはいえ求めるスキルレベルが実際はもっと高かったりということもあり得ます。
ちなみにレバテック担当者によると面談への通過率は1/10ということです。つまり上記の案件の内10個面談を希望したとして面談に進めるのが1件という感じです。
今行動すべき
もし迷ってる方がいれば今行動すべきかなと思います。
というのも準委任の単価は数年前から割と安定して高単価だったのですが、高単価で経験2年でも受け入れる企業は少なかったと記憶しています。つまり今はITバブルであり、また、今後案件獲得のハードルが上がっていくことは考えられます。
特にオリンピック前と後では大きく経済状況が変わると言われているので何らかの変化があるかもしれません。
エンジニアは技術を身につけるが正義
「フリーランスになったら営業は必須、フリーランスが直営業をする方法」とか、そんなことに消耗するくらいなら技術を身につける、これが全てです。もっと言うと土台ですね。
つまりこの土台がなければ営業して案件取ってきてもしょうがないです。
フリーランス+安定が欲しいなら自分はまず常に最先端の技術を身につけておくことをおすすめします。
フロントエンドの最先端は
フロントエンドの最先端はJSフレームワークですね。これはどこのエージェント行っても言われると思います。
そのなかでもVue.js、React.jsは必須というエージェントもいましたので是非おすすめします。
ちなみに案件でご紹介したレバテックフリーランスは高単価の案件を紹介するエージェントなのでおすすめです。
他にはMidworksがフリーランスなのになんと福利厚生がついています。
どちらのエージェントも【永年無料】なのでまだ本格的に動き出さなくても登録しておくと現状の単価や今求められるスキルレベルがわかるのでおすすめです。
コメント