まずは確定申告の準備
- 会計ソフトを登録する 弥生orFreee
- 事業用の口座を作成 収入は全てその口座に入るようにする
- 経費の支出はその口座、もしくは現金で支払うようにする
- 開業届を出す
確定申告とは
自身の収入と支出を明らかにし、納めるべき税金を決定する
そのため以下が必要になる
- 各月の収入の記入
- 支出の記入
- 控除となる要素
控除となる要素とは
控除となる要素は、差し引かれる要素のこと。
例)生命保険控除・・・払い込んだ生命保険料に応じて、一定の金額が契約者(保険料負担者)のその年の所得から差し引かれる制度
確定申告では以下を、記入することになるためそれも記入しておく必要があります。
記入場所は会計ソフトにはないので自身で作成するか別のツールが必要になります。
私はエクセルに記入しています。
控除となる項目一覧
以下を記入します。
それをしないと、確定申告の時期に過去の履歴を引っ張り出すことになり大変です。
- 国民年金
- 国民健康保険
- 小規模企業共済等掛金控除(iDeCo)
- 生命保険
- 寄付金
- 予定納税
- 住民税(都民税)
- 所得税
郵便や証明書が届いたらファイリングすること。
確定申告のための毎月のTODO
月末にまとめてやるタイプと発生したら都度記入するタイプに分かれると思いますが、私は前者です。
私の場合は、レシートは一括してまとめておいて月末に以下を弥生とEXCELに記入します。
以下詳細なTODO
- 支出になるレシートの金額を弥生に打ち込む
- 1をファイリングする
- 口座を見て収入を弥生に打ち込む
- 控除となる要素があればエクセルに打ち込む
- 収入の合計、資産を同じエクセルに打ち込む
5は、特に確定申告に必要になるわけではありませんが、毎月の決算ということでやっています。
資産の動きや収入の累計は会計ソフトでは出ません(弥生では)ので、自身でやる必要があります。
いざ確定申告書作成
上記を1〜12月でやっておいて、次の年に確定申告するという流れです。
確定申告の期間は大体2/15〜3/15なので上記をやっておけば、焦る必要はありません。
何をすればいいかですが会計ソフトの確定申告に必要な記入を手順に沿ってしていくだけです。
主には収入支出はすでに記入済みなので(といっても最終確認はしてます)、控除の部分の記入や家賃などの按分です。
按分は以下を参照ください。
【一般的な家事按分の例】
家事関連費 按分例 地代家賃 事業として使用している面積比率 水道光熱費 使用時間、面積比率 通信費 使用時間 車両関連費 使用日数、走行距離
毎月、以下按分項目を記入します。
- 地代家賃
- 通信費
- 水道光熱費
確定申告書の送信
送信は昔は数年前はカードリライタなどを買ってとてもめんどくさかったのですが、今は
- 弥生の専用アプリ「弥生 電子署名」
- マイナンバーカード
があれば一瞬で送信が完了します。
手順としては、以下です。
- PCの弥生ソフトで確定申告を完成させる
- e-taxで確定申告を送信するボタンを押す
- QRコードが表示されるので、それを弥生の先述したアプリで読み込む
- スマホとマイナンバーカードをくっつける
- 送信完了
確定申告後
確定申告後は、所得税の支払いがあります。
所得税の納付期限は、申告期限と同じ3月15日です。
また、支払い方法はクレジットカードもありますが、手数料がとられるため銀行支払いが一番いいように思います。
まとめ
以上、フリーランス成り立ての方向け確定申告作成マニュアル(流れ編)でした。
毎年やっていますが、年に1回なので忘れることもあったり、なかなか身に付きづらい確定申告ですが、体系的に対応すればあっという間(?)かと思います。
今後その他に要点を思い出したら追加していきます。
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