フリーランスエンジニアと聞くと、自由な働き方・高収入・ノマドライフといった華やかなイメージを思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、その裏側には、あまり語られることのない“闇”も存在します。

この記事では、実際に私がフリーランスとして活動する中で見えてきたリアルな闇や、「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうポイントを深掘りしていきます。
これからフリーランスエンジニアを目指す方にこそ、知っておいてほしい真実です。
フリーランスエンジニアの闇5選
① 高収入でも不安定──契約終了の恐怖
フリーランスとして軌道に乗ってくると、月収が60万円、80万円、あるいは100万円を超えることもあります。
しかし、その収入は来月も続く保証が一切ないということを忘れてはいけません。
- クライアント都合で突然案件が終了
- 営業活動がうまくいかず、次の仕事が見つからない
- 競争相手が多く、単価が下がる
こうした不安定さが常につきまとうのがフリーランスの宿命です。
特に単価が高い案件に依存していると、その一つが終わるだけで生活が一変するリスクも。
安心して長期的な計画を立てづらいという点で、会社員と比べて精神的な負担も大きくなります。
② スキルが全て──評価されなければ終了
フリーランスは「実力主義の世界」です。
エンジニアとしてのスキルが通用しなければ、どれだけ人柄が良くても、真面目でも、次の案件が紹介されないという現実があります。
- トレンド技術に対応できない
- 過去のスキルに依存してしまっている
- 最新の開発環境に不慣れ
こうした場合、どんどん市場価値は下がっていきます。
会社員であれば教育や研修制度がありますが、フリーランスはすべて自己責任。
スキルを磨き続けないと、気づいたときには案件がなくなっている──そんな「闇」を感じる瞬間です。
③ 孤独との戦い──仲間も上司もいない現実
フリーランスとして働く中で、多くの人が感じるのが孤独です。
会社員であれば、同僚と雑談をしたり、上司に相談したり、チームで目標を達成する喜びもあります。
しかし、フリーランスになると、
- 基本的に一人で作業
- 相談相手がいない
- 評価もフィードバックももらえない
といった状況が当たり前になります。
特に自宅でのリモート作業が続くと、「誰とも会話せず1日が終わった」という日が増えていきます。
技術的に詰まっても助けてくれる人がいない。
メンタルの不調に気づいてくれる人もいない。
自由なはずの働き方が、気づけば誰にも頼れない孤立につながってしまう──それがフリーランスの一面なのです。
④ 営業と事務が地味にキツい
フリーランスエンジニアは「エンジニア業務だけをしていればいい」というわけではありません。
むしろ、案件を獲得するための営業活動や、契約・請求・税務処理といった事務作業の方が時間を取られることすらあります。
- ポートフォリオやプロフィールの更新
- 商談の調整や面談の連絡
- 契約書の作成・確認
- 請求書の発行・入金管理
- 確定申告や経費精算
こうした作業をすべて自分でこなす必要があるため、本業に集中できないと感じる人も少なくありません。
特に独立直後は営業に時間を割かないと収入が途絶えるため、精神的にも焦りが募ります。
「技術者なのに、営業と経理ばかりしている…」そんなジレンマを抱えるのも、フリーランスならではの闇です。
⑤ スキルがあっても仕事が取れないことがある
「実力があればフリーランスでも食っていける」と思われがちですが、スキルだけでは足りないのが現実です。
どれだけ技術力があっても、
- ポートフォリオが伝わりづらい
- 面談でアピールが苦手
- 人脈や実績がない
といった理由で、案件に採用されないケースも多々あります。
また、年齢や過去の経歴などで「企業側の期待に合わない」と判断されることも。
つまり、技術力と営業力、両方が必要なのです。
「このスキルセットなら絶対に案件あるはず」と思っても、うまくマッチングできずに半年以上仕事が見つからないケースも現実にあります。
「なぜ自分が選ばれないのか分からない」という不安やストレスが積もると、精神的にも厳しくなっていくのです。
闇に飲まれないために──5つの対策
フリーランスエンジニアとしての「闇」は確かに存在しますが、事前に備えることで多くの問題を回避できます。以下に5つの具体的な対策をご紹介します。
1. フリーランスエージェントの活用
営業に不安がある場合は、フリーランスエージェントを活用するのがおすすめです。案件紹介だけでなく、契約サポートや単価交渉も代行してくれるため、心理的・時間的負担が大幅に軽減されます。
2. 複数案件を同時に抱える
ひとつの案件だけに依存すると、突然の終了で生活が不安定になります。リスク分散のためにも、可能な範囲で複数案件を掛け持ちすることが重要です。副業レベルの小さな案件でも大きな安心につながります。
3. スキルアップを継続する
技術は日々進化しています。自己投資を惜しまず、トレンド技術や新しい言語を学び続けることで、常に市場価値の高いエンジニアでいられます。技術書やUdemy、YouTubeなどのリソースを活用しましょう。
4. 横のつながりを持つ
孤独を感じないためには、フリーランス仲間とのネットワークが欠かせません。SNS、勉強会、コミュニティイベントなどを通じて横のつながりを持ち、情報交換や気軽な相談ができる環境を整えておきましょう。
5. 将来的な法人化を視野に入れる
フリーランスとして安定した収入が得られるようになったら、法人化も検討しましょう。節税や信用力の向上、資金調達のしやすさなど、多くのメリットがあります。
これらの対策を講じることで、「闇」に足を取られず、自分らしい働き方を長く続けることが可能になります。
おすすめのフリーランスエージェント3選【PR】
ここでは、実際にフリーランスエンジニアとして活動してきた筆者目線で、使ってよかったエージェントを3社紹介します。
1.レバテックフリーランス
レバテックフリーランスの特徴は、なんといっても高単価案件と豊富な案件数に特徴があります。実際自分も現在レバテックと契約しましたが、単価に関しては会社員の給料の倍以上をもらっています。
高単価を謳ってるエージェントは他にもありますが、レバテックは抜群の知名度と実績があるためそれだけでもフリーランスと企業の両社から信頼を得ている証となっているのが実情です。
さらに案件数は群を抜いてNo.1です。最初に登録して20社ほどいきなり紹介がきます。
そのため、高単価で案件数の紹介も多く安心して任せられるエージェントを求める人にはレバテックが間違いなくおすすめです。
レバテックフリーランスの基本情報
対応エリア・地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 |
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支払いサイト | 15日(月末締め翌月15日支払い) |
手数料(マージン) | 非公開 |
最高単価 | 125万円 |
平均単価 | 71.8万/862万 |
情報:フリーランススタート
レバテックについてさらに詳細について知りたい方はレバテックフリーランスは評判が悪いって本当?実際利用してる現役フリーランスが徹底解説を参照ください。

2. HiPro Tech
対応エリア・地域 | 東京都、神奈川、千葉、埼玉(フルリモート案件もあるので全国OK) |
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対応職種 | フロントエンド・サーバーサイド・iOSエンジニア・Androidエンジニア・汎用機エンジニア・インフラ・ネットワーク・データベース・データサイエンティスト・PM / PL・その他 |
支払いサイト | 月末締めの翌月末の支払い(企業によって変更あり) |
最高単価 | 150万円 |
平均単価/平均年収 | 76.6万円/920万円 |
情報:HiPro Tech
HiPro Techの特徴・メリット
HiPro Tech の特徴は以下です。
- 累計契約社数は950社
- 高単価の契約が実現しやすい(最高単価150万円)
- リモート案件が84%、週3案件も
- 企業との直接契約が可能
- サポート体制の充実
3位 テクフリ〜「報酬付き休暇」「業務満了金」〜
テクフリの基本情報
テクフリの基本情報は以下です。
対応エリア・地域 | 東京・神奈川・その他全国 |
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支払いサイト | 30日(月末締め翌月末支払い) |
手数料(マージン) | 非公開だがマージン10%案件あり |
最高単価 | 140万円 |
平均単価 | 81.2万円/974万円 |
テクフリとは、2008年に創業した株式会社アイデンティティーの運営するフリーランスエージェントサービスです。
テクフリの特徴
テクフリの特徴は以下です。
- マージン(手数料)が10%
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闇を知った上で、それでもフリーランスを目指すあなたへ
フリーランスエンジニアの世界には、確かに「闇」が存在します。孤独、不安定、自己責任……しかし、それらを受け止め、備え、工夫すれば、その先には会社員では得られない自由と成長のステージが待っています。
「闇」を知った上で、それでも一歩を踏み出すあなたに、心からエールを送ります。
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