
私は現在40歳。地方に住んでいるためフルリモート勤務が絶対条件で、扱いたい技術はフロントエンドのNuxt.jsです。
これまで2019年からフリーランスをしていますが、案件に困ることなくこれまできました。
コロナ禍以降リモートは進み晴れてフルリモートフリーランスに。
地方にいっても案件をもらうことができ業務委託しておりました。
その頃からフルリモート案件が減ってるというのはフリーランス仲間から聞いてはおりました。
大丈夫だろうとたかを括っていた私でしたが、今その現実を目の当たりにしています。
そもそもこの条件で働ける案件は数が少なく、選択肢もかなり限られています。
「このままでは本当にエンジニアとしてやっていけないかもしれない」そんな不安が、日に日に大きくなっています。
なぜ決まらないのか?原因の分析
まずは案件が決まらないことの原因の分析をしました。
案件自体が少ないという現実
まず最初に直面しているのは、希望する条件に合う案件が非常に少ないという現実です。
私は「フルリモート」かつ「Nuxt.js」を扱う案件に絞って探しているのですが、この2つの条件を満たす案件は全体の中でもごくわずかです。
年齢的にも40歳ということで、実務経験はあるものの、求められるレベルやマッチングの精度もシビアになっていると感じます。
職務経歴書の伝わりづらさ
次に、自分の職務経歴書の内容に問題があったと感じています。
プロジェクトの概要や担当フェーズ、チーム体制、開発フローなどが十分に書けておらず、自分の役割や貢献が相手に伝わりにくい状態でした。
特にフリーランスエージェントの営業担当やクライアント側の人事が見ても「この人に何ができるのか」がイメージしづらかったのではないかと思います。
面談準備の甘さ
そして何より反省しているのが、面談対策の甘さです。
緊張してしまい、自分の強みをうまく言葉にできなかったり、技術的な質問にも曖昧な答え方になってしまったりと、準備不足が明らかでした。
事前にどんな質問が来そうかを想定し、しっかり言語化しておくべきだったと痛感しています。
できること・できないことをはっきり分ける
案件が決まらない理由をいろいろと考えていく中で、最終的に自分の中で整理できたことがあります。それは、「できること」と「できないこと」をきちんと切り分けること。すごく当たり前のようで、意外と見落としがちなポイントでした。
できること:スキルと伝え方を磨く
まずは、自分にできること。これは間違いなく「スキルを磨くこと」と「それをちゃんと伝えること」、です。
ex. Nuxt.jsの知識を深める、職務経歴書をブラッシュアップ、自分の強みを“言語化”する練習…etc
できないこと:変えられない条件に悩まない
出社案件への対応 → 環境的に難しい
年齢の壁(40歳) → 若返ることはできない
他言語への急な対応 → NuxtやVueに特化してきた分、Reactなどに今から大きく舵を切るのは非現実的
完璧を目指して全方向に動こうとすると、結局中途半端になってしまいます。今ある条件の中で、自分にできることを一つひとつ積み上げていくしかない。それが、今の自分にできる精一杯の「悪あがき」です。
次の章では、これらを踏まえたうえで実際にどんな行動を取っていくか、具体的な作戦をまとめていきます。
今後の具体的な計画と作戦
そうは言ってもまだ他の職に当てもなくエンジニアにすがりつきたいというところが本音です。
今後の具体的な計画と作戦を練りました。
1.Nuxtのスキルアップに本腰を入れる
まずは、求めているNuxt.js案件に見合うだけのスキルを、もう一度しっかり磨き直すところから始めます。ChatGPTを使って、Nuxtに関する気になる疑問や仕組みを一問一答形式で確認しながら、自分の中で理解を深めていきます。
また、今気になっている技術トレンドを取り入れた小さなアプリを一つ作り、GitHubに公開する予定です。例えば、Composition APIやPinia、最新のVueエコシステムとの連携など、業務でも活かせそうな技術を組み込みながら、実践に強いスキルへとつなげていきます。
2.職務経歴書を徹底的に見直す
次に、職務経歴書のブラッシュアップです。各案件について「どのような開発体制だったのか(アジャイル or ウォーターフォール)」「自分の担当フェーズ(要件定義、設計、実装、テストなど)」「プロジェクト内での立ち位置」など、具体的かつ整理された情報を書き加えます。
なぜそれをしようと思ったかというと、必ず面談で聞かれるからです。その度に古い記憶を呼び戻して言葉に詰まることが多かったのです。
さらに、技術だけでなく「どんな成果を出したか」「どんな数字で改善が見られたか」といった視点も盛り込み、エンジニア以外が読んでも伝わるような表現を意識します。結果として、より多くの案件にマッチする可能性を高めるのが狙いです。
3.エージェントの新規開拓もスタート
そして、これまで登録していなかったフリーランスエージェントにも新たにアプローチします。今回は「地方案件に強い」「40代フリーランスの実績がある」といった視点で、最大5社までに絞って問い合わせを行います。
あえて数を絞るのは、対応ややり取りを丁寧に行い、それぞれのエージェントとの関係性を深めるためです。もし1ヶ月以内に成果が出なければ、その時点でさらに別の5社に新たに連絡を取り、次の一手に移ります。
また知り合いなどもフル活用して月に1人くらいは世間話ついでに様子を伺ってみようと思います。
案件紹介を受けているフリーランスエージェント4つ
正直1ヶ月も過ぎると案件の紹介すらなくなって忘れ去られます…が、紹介を受けたエージェント5つあげます。
今のところ案件紹介が多いのはエンジニアファクトリー、
レバテックフリーランスです。
最後に:ここまで読んでくれたあなたへ
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
正直、今は思うようにいかないことが多く、不安や焦りが募る毎日ですが、それでも「できることを一つずつやっていくしかない」と決めています。
もし、この記事を読んでいるあなたも同じように悩んでいるなら、お互いに一緒に頑張りましょう。
年齢や条件に悩んでいたとしても、まだまだできることはたくさんあります。何より、諦めずに前に進んでいくことが大切だと思っています。
今後の進捗はまたこのブログで報告します!
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