新型コロナウィルス(COVID-19)が蔓延してる現在、補償内容に注目が集まっています。
そこでこの記事では、新型コロナウィルスによる個人事業主およびフリーランスへの補償についてまとめました。
この記事は、フリーランスエージェントサービスTECH STOCKを運営するINTLOOP株式会社から提供いただいた内容を許可を得て掲載しております。
▼High-Performerの詳細を知りたい方は下記記事を参照ください。
この記事では以下について書いています。
- 個人事業主・フリーランスとの取引に関する要請(←急に切られないように)
- 学校の臨時休業により影響を受けた方(←支援金が貰える)
- 新型コロナウィルスの影響で資金繰りが悪化している方(←貸付けが可能)
個人事業主・フリーランスとの取引に関する要請
急に発注元から切られるんじゃないか心配…。
3月10日に経済産業大臣、厚生労働大臣、公正取引委員長の連名で、新型コロナウィルスにより影響を受ける個人事業主・フリーランスと取引を行う発注事業主に対して、取引上の適切な配慮を行うよう要請文が出ています。
「発注者は、フリーランスに対して配慮してくださいね」、という国からの要請が3月10日にでています。
要請内容
- 新型コロナウィルスの影響により、個人事業主・フリーランスとの契約を変更する場合は、十分に協議した上で取引条件を書面等により明確化すること
- 新型コロナウィルスの影響を受けた個人事業主・フリーランスが事業を維持、
または再開させる場合には、できる限り以前の取引関係を継続し、優先的に
発注を行うこと - 個人事業主・フリーランスから、発熱の症状や休校による影響等で納期延長の
求めがあった場合は、できる限り柔軟な対応を行うこと
良かった。。でももし急に切られた場合は?
無理な契約変更や契約終了を求められた場合は、まずは上記要請が政府より出ていることを念頭に、発注事業者と協議を行いましょう。
学校の臨時休業により影響を受けた方
学校が休校してしまい、子供の面倒を見なくてはいけない。仕事をする時間がないよ。。
新型コロナウィルス感染症による小学校休業等対応支援金
学校の臨時休業で子供の預け先がなくて仕事を休まざるを得なかった方には支援金が支給されます。
臨時休業前に契約を締結していれば、個人事業主・フリーランスの方も支給の対象になります。
小学校休業支援金の支援内容
※春休み等、小学校が開校する予定のなかった日は除く
小学校休業支援金の申請期間
▼詳細については以下リンクを参照ください。
新型コロナウィルスの影響で資金繰りが悪化している方
資金繰りが苦しい。。借り入れはいくらまで可能??
日本政策金融公庫による「新型コロナウィルス感染症特別貸付」と特別利子補給制度を組み合わせることで実質3000万円まで無利子で借り入れることができます。
新型コロナウィルス感染症特別貸付(日本政策金融公庫)
- 信用力や担保の有無に関わらず、融資後3年まで一律0.9%に金利を引き下げ、据え置き期間は最長5年。
- 個人事業主・フリーランスは3,000万円まで無利子で借り入れが可能。
- 3月17日より適用開始。
融資の条件に売上が前年同期と比較して5%以上減少とありますが、
個人事業主・フリーランスは定性的な説明でも柔軟に対応するとしています。
問い合わせ先
▼詳細については以下リンクを参照ください。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/covid_19_m.html
特別利子補給制度
特別貸付を受けた中小企業者等のうち、特に影響の大きい個人事業主・フリーランス、また売上高が急減した事業者などに対して、利子補給を行うことで借り入れ後3年間は実質無利子で融資を受けることができます。
詳細については検討中で、具体的な手続き方法は決まり次第、公表されるようです。
中小企業金融相談窓口:03-3501-1544
緊急かつ一時的な貸付が必要な方
すぐに一時的な資金を支援してもらうことは可能?
緊急小口資金
新型コロナウィルスの影響による休業等を理由に一次的な資金が必要となった場合に個人事業主は20万円まで無利子で借り入れが可能です。
- 据え置き期間1年
- 償還期限2年
【問い合わせ先】
市区町村福祉協議会
総合支援資金
新型コロナウィルスの影響で、収入の減少や失業等により、日常生活の維持が困難となっている世帯には、二人以上の場合は月20万円、単身の場合は月15万円を3か月間借り入れ可能です。
- 据え置き期間1年
- 償還期限10年。
個人事業主とフリーランス向け最大100万円の給付金
新型コロナウィルスの影響で契約が切れてしまった…。私は対象になる?
4月7日の緊急経済対策会議で個人事業主とフリーランス向け最大100万円の給付金についての発表がありました。
条件が気になりますよね。。
対象・条件
- 対象・・・フリーランスを含めた個人事業主
- 条件・・・2020年1月から12月までのいずれかの月に収入が去年よりも半分以上減少している
給付内容
- フリーランスを含む個人事業主に最大100万円
- 支給される額は、売り上げの減少に応じた算出方法で決まる
- 給付金の総額は2兆3176億円
まとめ
以上、新型コロナウィルスによるフリーランスの補償制度についてご紹介しました。
今後内容の明確化、順次追加されていくと予想されます。
追加された情報についてはこちらの記事に書いていきますので良ければまた参照ください。
▼コロナウィルス蔓延下での案件探しはこちら
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