「子育て中なんだけどフリーランスって正社員よりお金貰えるんでしょ?私にもできるかな?」
昔の同僚と久しぶりに会った時、上記相談をされたことがありました。
たしかに私自身、正社員の頃より300万ほど年収は上がったので「余裕でできるよ!」
というようなことを言い、「頑張って!また、なんか疑問があったらきいて!」と言ってその日は終わりました。
しかし、その後いろいろ考えて「フリーランスは育児手当などがもらえないのか…もう一人生むとしたら正社員の方がいいのかな…?」
と思ってその懸念点などを伝えました。
この記事では
- なぜ女性フリーランスが少ないのか
- フリーランスがもらえない手当とは?
- フリーランスでももらえる手当はある?
について解説します。
フリーランスになるためのメリット・デメリットを把握してもらえると幸いです。
事実女性のフリーランスは少ない
女性のフリーランスはいないことはもちろんないのですが、男性より少ないというイメージがあります。
私が今まで仕事してきたフリーランスの割合は8:2ほどで男性が多かったです。
Twitterでもアンケート取ってみました。
またアンケートお願いします🙇♂️いつもありがとうございます!
フリーランスの方にお伺いします。
— hoshi フロントエンドフリーランス (@funclur_01) November 15, 2019
また、フリーランスエージェントと話したときに、契約してるフリーランスの男女比の話になり、聞いてみるとやはり男性がほとんどだということでした。
最大の理由は産休・育児手当
ではなぜ女性のフリーランスが少ないかと言うと結論、フリーランスは産休・育児手当が出ないからです。
産休とは?
- 産休は産前に1ヶ月、産後に2ヶ月ほど休みつつ手当てが貰えます。
詳細な期間、金額については働いてる会社に聞いてみましょう。
簡単に調べられるサイトもありますので、ご紹介します。
2020年4月11日を出産予定日と仮定した場合
- 産前休業期間
- 2020年3月1日〜2020年4月11日
- 産後休業期間
- 2020年4月12日〜2020年6月6日
手当は下記です。
- 出産育児一時金(概算)
- 420,000円
- 出産手当金(概算)
- 32,634円
- 育児休業給付金(概算)
- 91,300円
となりました。
つまり、543,934円もらえます。
時短勤務が可能
正社員であれば、時短勤務が可能です。
時短の場合も時間と給与は会社によるので聞いてみてください。
ちなみに私が前に働いていた会社では10時から16時までの勤務でした。
給与もその分フルタイムからカットされます。
また期間は3歳までと割とすぐにフルタイム雇用にもどってしまうそうです。
あくまで前に私が働いていた会社の話なので、ご自身の会社がどうかは聞いてみましょう。
正社員は手当てが手厚い
フリーランスと比べたら、出産・育児に関する手当は正社員の方が圧倒的に手厚いです。
そのためフリーランスになりたいと思われてる方は、それを認識しておく必要はありそうです。
フリーランスの手当ては?
一報フリーランスが使える手当が全くないかというとそうではありません。
- 出産育児一時金
- 妊婦健診費用助成
- 児童手当
- 子どもの医療費助成
があります。
出産育児一時金
国民健康保険に加入していれば市区町村への手続きのみで出産育児一時金が用意されています。42万円/子供1人がもらえるため大きいですね。
妊婦健診費用助成
妊婦健診費用助成とは、妊婦の通院費を自治体が負担してくれる助成金になります。
助成額は自治体によってことなりますので確認されてみてください。
助成額は自治体によってことなりますので確認されてみてください。
児童手当
児童手当は
・0歳〜3歳未満:15,000円
・3歳〜小学校修了まで:10,000円(第3子以降は15,000円)
・中学生:10,000円
・0歳〜3歳未満:15,000円
・3歳〜小学校修了まで:10,000円(第3子以降は15,000円)
・中学生:10,000円
を受け取ることができます。
子どもの医療費助成
基本的に未就学児童と義務教育就学児を対象に自己負担額を無料にするといった助成制度です。
メリットデメリットを把握して道を選択しよう
というわけで、育児手当がもらえない!【ワーママ・女性】フリーランスがもらえる手当4つ、でした。
しかし悲観することは全くないですよね。
フリーランスになる理由なんて人それぞれでお金的な得を取ってフリーランスになる人もいれば、自由な働き方が好きでフリーランスになる人もいます。
そのため一概にフリーランスをおすすめする、ともおすすめしないとも言い切れないのが本音です。
ただ、何もわかってないで道を選択してしまうと後で「知らなかった…」ということになってしまうので、注意です。
少なくとも、正社員でもらえる産休手当、育児手当はフリーランスはもらえないのでその点は十分に考えて道を選択されるとよいですね。
子供がある程度育ってからでもフリーランスにはなれますので、そういった道もありかと思います。
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