マージンが公表されてないから不安…。
特徴や登録することでのメリット・デメリットを知りたい!
この記事では上記のようなフリーランスエンジニアの方に向けて、エンジニアルートの評判や特徴、メリット、デメリットを解説します。
私は現在フリーランスエンジニアとして業務委託で働いています。
これまで18社のフリーランスエージェントと面談や取材を行なってまいりました。
そして先日、エンジニアルートに面談に行きました。
面談でエージェントと話して感じたこと、独自で調査したことを書いていきます。
また、マージンは公表されてないですが、直接エージェントの方にお伺いしたら教えていただけたので貴重な情報となりますよ!
この記事では以下のことがわかります。
- エンジニアルートとは?特徴は?
- エンジニアルートの他社と比べたメリット
- エンジニアルートの他社と比べたデメリット
- エンジニアルートの評判
- 面談の流れ・質問
エンジニアルートとは?
エンジニアルートは、ソリッドシード株式会社が運営するフリーランス対象のエージェントサービスです。
ソリッドシードは、2007年設立なので他エージェントと比べても業界年数の長いIT系エンジニア専門のフリーランスエージェントです。
エンジニアルートの基本情報
エンジニアルートの基本情報は以下です。
対応エリア・地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
---|---|
支払いサイト | 30日(月末締め翌月末日支払) |
手数料(マージン) | 10%以下 |
最高単価 | 180万円 |
平均単価/平均年収 | 68.9万円/826.8万円 |
情報:フリーランススタート
エンジニアルートの特徴
エンジニアルートの特徴は以下です。
- 業界12年以上の実績
- 案件や年代の幅が広い
- 高単価が可能
- マージン率が低い
- 経験が浅くても拒否しない姿勢
下記にて補足します。
1.業界12年以上の実績
先述した通りエンジニアルートは設立が2007年のため12年以上の実績があります。
実績があると何がいいかというと以下です。
- エンドと信頼関係が築けている
- 報酬支払いに不安なし
エンドと信頼関係が築けているだけで、フリーランスの私たちとしては働きやすくなります。
また、現在はフリーランスエージェントは数百社にものぼるとされていて、その中で資金力のない創業したばかりのエージェントもいます。
そういった場合、フリーランスに報酬が支払われなくなったりサービス停止も考えられます。
実績があるとそういったことは考えにくくなるので、より安心して働けます。
2.案件や年代の幅が広い
エンジニアルートは、最先端からレガシーな案件まで扱ってるため案件や年代の幅が広いという特徴があります。
これはメイン層(30代前後)から外れる年代には嬉しいですよね。
特に最近の案件としては20代半ばや40代を受け入れる案件も多くなってるそうです。
場所によっては熟練の50代フリーランスも活躍しています。
3.高単価が可能
エンジニアルートは、大手取引先と直接やり取りするので中抜きが少なく単価が高めです。
エージェントを18社見てきて分かりましたが、割ともう1社別のエージェントが入る案件もあったりします。
つまり以下のようなイメージです。
上記は
- 企業が100万円報酬を支払い
- エージェントBが10万円(10%)引いた額をエージェントAに払い
- エージェントAは90万のうち18万(20%)を引いた額をフリーランスに払う
という図解になります。
もしエージェントが1社の場合はいかがでしょうか。
フリーランスが貰える額が72万から80万になり8万円報酬額がアップしたことになります。
ここで重要なのは企業(エンド)としてはフリーランスに払ってる額が同じということです。
つまり、フリーランスの価値に対して報酬を払ってるのに、間に入るエージェントが増えることでフリーランスの報酬が減るのは損ですよね。
その場合、物理的に高単価が実現し辛いです。
エンジニアルートの場合、ほとんどが直接の取引であるため高単価案件が多いということになります。
最高単価は180万円となっているので、かなりの高単価案件があることがわかります。
また、仲介が他にいないため現場の声をエンジニアに直で届けやすいという利点もあります。
これも業界経験が長く信頼関係が構築されてるからですね。
4.マージン率が低い
さらにエンジニアルートのマージン率は10%以下です。
他エージェントも含め18社から聞いた自分だから言えますがトップクラスでマージン率が低いです。
※教えてくれないところもありましたが、そういう会社はマージン高いです。
それだけエンジニアを大事にしているエージェントと言えますね。
先述した通り、こちらの情報は公表されてるわけではなく、私自身が直接エージェントや代表の方からお聞きしたので気になる方は聞いてみてくださいね。
5.拒否しない姿勢
他社だと登録に来たエンジニアの3人に1人は、受け入れを拒否することが多いそうです。
つまりスキルが基準を満たしてない場合や年齢的に対象でないこと、需要の少ないスキルなどが原因として挙げられるのですが、エンジニアルートは基本的に拒否をしないということでした。
それは、案件の幅を広くしているためそういったエンジニアでも価値を見い出す場所があるからだそうです。
他のエージェントで断られてしまった、、という人は一度相談してみると良いかもしれません。
エンジニアルートの対象者
20代~40代のITエンジニア経験者です。
全くのエンジニア未経験者は、対象となりませんのでまずは会社員エンジニアとして経験を積むのがおすすめです。
逆に経験があれば半年、1年からでも可能ということです。
対応エリア
東京、神奈川、千葉、埼玉の関東圏が中心です。
ただし、地方在住でも関東圏へ引っ越しの予定がある場合は対応可能とのことでした。
【言語別】エンジニアルートの案件数ランキング
ランキングからもわかるようにバックエンドからフロントまで幅広く扱っています。
2位Java
3位C#
4位JavaScript(jQuery)
5位PHP
6位Visual Basic
7位COBOL
8位VB.NET
9位Python
10位Swift※2020/06現在 公式サイトより
エンジニアルートのメリット・デメリット
エンジニアルートのメリット
エンジニアルートの良かった点は以下です。
- マージン率が低い
- 案件が豊富
- アットホーム
1つずつ補足します。
マージン率が低い
マージン率が低いのは他エージェントとの月単価を比較してもよく分かりました。
実際自分の月単価は他のエージェントだと55万〜65万ほどでしたのでプラス5〜10万のイメージです。
月額10万の違いだと年間120万ですからでかいですよね。
エージェントのマージン率は全体的に20%前後と言われてるので、エンジニアルートのマージン率が10%前後というのはフリーランスにとってかなり良心的であるといえます。
案件が豊富
その後も案件を豊富に紹介いただいたので、案件数が多いという噂は本当だったようです。
またたまに自分が希望する案件とは大きくぶれた案件を紹介いただくこともありましたが、エンジニアルートは的確に案件を紹介いただきました。
案件を豊富に紹介いただいたことで妥協せず選ぶことができました!
アットホーム
割と重要なのは面談時や担当者の雰囲気の良さです。
自分の場合、他のエージェントで笑顔のないような担当者もいたのでかなり萎えました。
アットホームな雰囲気を作ってもらえるとエンジニアルートで仕事を決めたいという気分になります。
エンジニアルートのデメリット
デメリットは特にありませんでした。
ただ、担当の方からは
- 案件の幅が広いため言語などに強みがない
という情報をいただいています。
ただその分幅が広いことがメリットにもなっていますね。
どの案件が多いかは先述の案件数ランキングを参照ください。
エンジニアルートが対象ではない・向いてない方
エンジニアルートが対象ではない方は以下です。
- 全くの未経験者
- リモート・週3案件
全くの未経験者
全くの業界未経験者は、先述の通り断られるかと思います。
しかし、別の言語を習得していて、実務未経験の言語や技術にチャレンジしたいという方は可能性があると思います。
私自身、実務未経験のVue.jsとReact.jsに業務委託が決まった経験があります。
また、フリーランスが初めてという方はもちろんOKです。
リモート・週3案件
エンジニアルートは大手案件が中心のためリモート・週3案件は少ないです。
週5でがっつり稼ぐという方の方が向いてると思います。
もしリモート・週3案件がいいという方は下記記事を参照ください。
エンジニアルートの評判
事前に経歴書と希望業務を伝えておいたところ、希望に合う案件を紹介して頂きました。非常にニッチな分野でもあったため、少々驚きました。
すぐに先方との面談も調整して頂き、スムーズに契約までいきました。
30代前半 東京 エンジニア
今まで長年同じエージェントを利用してきましたが、もう少し幅を広げたいと思い、登録しました。
私のようなフリーランス以外にも社員さんも現場に常駐していることが多いようで、同じ現場を紹介頂き、安心して働くことができました。
30代後半 東京 エンジニア
引用:フリーランススタート
継続的に仕事が紹介されるので助かります
フリーランスでエンジニアをしていると、参加しているプロジェクトが終了した後の新たなプロジェクト探しが大変でした。
こちらでは私に紹介してくれたプロジェクトのスケジュールをしっかり把握しており、終了する少し前に次のプロジェクトを紹介してくれますので、仕事が途切れることがありません。
登録後の面談でコンサルタントがしっかりと話を聞いてくれて、私の希望とレベルに合ったプロジェクトを紹介してくれるので助かっています。
敢えて難を言うと、週5日勤務のプロジェクトが多く、週2,3日働くだけで済むようなプロジェクトが殆ど無いことです。
ただ報酬が高いプロジェクトが多いため、その点に関しては仕方がありません。
今後も長い付き合いをお願いしたいエージェントであることは間違いありません。
給料が高いのに驚きました!
私はこれまで有期雇用で働き、主に時給制で仕事をしてきました。
給料については高いのに越したことはありませんが、できるだけ多くのスキルを身につけたくて、様々な分野の仕事も経験しました。
その甲斐があってどの職場でも一目置かれる存在にはなりましたが、職場になれ頃に雇用期間が終了ということも多々ありました。
そこで今まで身につけたスキルを総合的に活かせる職場を探そうと、転職サイトを見ていました。
このサイトを見つけて驚いたのが最低報酬が30万円以上と高く、こんなサイトを利用したことがありませんでした。
更に勤務地と得意な分野で絞り込みをかけたら、50万円の報酬の求人が見つかり、さっそく面接を申し込みました。相手先もいろいろなスキルを持つ人材を求めていたらしく、すぐに採用が決まりました。
これまでは比較的安い給料で働きながらスキルを身につけることに専念しましたが、ようやく実益とやりがいや達成感という形で実りました。
やりがいのある仕事を探すのにピッタリです
フリーのエンジニアとして働いている関係から色々な求人サイトを利用してきましたが、充実した内容の求人を多数扱っている点ではこのサイトが最高です。
高度な技能が求められる求人が多いですが、それだけにやりがいのある仕事に就くことができるようになっています。
質の高い非公開案件が多いので選ぶのに迷ってしまうことも珍しくありません。
経験豊富なベテランを優先する求人が多いので、私のように中年の域に達する年代の人には特に便利だと思います。
また、知識が豊富なコンサルタントのアドバイスには何度も助けられました。
初めてエンジニア系の求人サイトを利用する人ならまずはこのサイトから、と言えます。
エリアは限られる
サイト上で公開されている案件の中に興味を引かれるものがあったので、会員登録しましたが、居住地域などの問題により、希望通りには行きませんでした。
都内に住んでいる場合には、面談をはじめバックアップ体制が整っていますし、案件も数多くあると思いますが、地方になると難しくなります。
首都圏を対象エリアとしているため、当たり前のことですが、サイトには、首都圏以外の案件も載っていたので、希望を持って利用してしまったところが私の敗因です。
また、他の求人サイトに比べ、案件はかなり良いと思います。
非公開案件が多く、報酬も高めですが、その分、求められる経験やスキルも高めです。
自分の得意分野を活かしきれる!
個人的に気に入ってる点は、プログラミング言語で求人を探せたり、案件や部門名等で求人を探せる点です。
これによって自分の得意分野を活かせるような案件とマッチングできる確率がぐんと上がっているように感じます。
他のサイトも使ってみましたが、検索条件があまり絞り込め無かったり、ミスマッチしてしまうこともあったので…。
中年でも大丈夫。しっかり支援してくれます
フリーランスに転身するには年齢がネックになると思っていたのですが、担当者の方の手厚いサポートとアドバイスのおかげで良い条件の案件を継続してこなせています。
ヒアリングでは色々と細かに聞かれますが、その分、自分にしっかりと合う仕事を紹介して貰えます。
これまでのキャリアも踏まえてくれて、高報酬の仕事も紹介してくれました。
もし、これから利用する方がいるのなら希望はどんどん伝えた方が良いと思います。
連絡がしつこいというネットの評判を見ましたが、基本的には必要な時にしか連絡は来ませんよ。
私の場合は良い案件があったらすぐに紹介してくださいと伝えてあったので、結構頻繁に連絡がありましたが。
継続して仕事ができた
年収アップさせるためにエンジニアファクトリーに登録しました。
もともと高い単価の案件が多いという評判はきいていたので、ここにかけてみることにした感じです。
結果的に年収を大幅にアップさせることができ、プロジェクトが終了する前に次の仕事を紹介してもらうことができたので、仕事が無くて不安という時期がありませんでした。
継続して収入を得ることが出来たのはとても大きなメリットです。担当してくれた人もじっくり話を聞いてくれて、アドバイスもしてくれました。
引用:みん評
エンジニアルートの評判を見ると以下がわかります。
エンジニアルートの良い評判まとめ
調査すると良い評判がとても多かったです。まとめると以下です。
- 希望に合う案件を紹介してもらった
- スムーズに契約できた
- エンジニアルートの社員もいたので安心して働けた
- 単価が上がった
- サポートが手厚い
エンジニアルートの悪い評判まとめ
調査すると悪い評判ほとんどありませんでしたが、しいて挙げると以下です
- エリアは限られる(関東)
- 週2,3日のプロジェクトが殆ど無い
もし地方で活躍したいという方は次の記事も書いていますので、宜しければ参照ください。
エンジニアルートの面談までの流れ 3STEP
↓
1.職務経歴書の提出依頼
2.打ち合わせ候補日の確認
打ち合わせ場所について
打ち合わせ場所は、東京都港区南青山5-4-27のスターバックスが入ってるビルの3Fです。
面談の様子
こんな感じでおしゃれな事務所になってます。
こちらで面談を開始します。
面談の様子は以下です。
自分が面談頂いた時も終始アットホームな感じで進みました。
写真の通り最近は女性のエンジニアさんも多いそうです。
エンジニアルートの面談の流れ(エージェントからの質問)
以下のようなことを聞かれます。
- 常駐orリモート
- 週5日でいいか
- 服装の希望は?
- 希望する単価は?
- 勤務地の希望はあるか
- 企業の規模
- 希望する技術
こちらの職務経歴についてざっくり説明します。
3.案件紹介
事前にお送りしていた情報から、案件を4、5件紹介いただきました。
4.会社説明
エンジニアルートを運営するソリッドシードの会社説明があります。
会社説明の他にも実際参画する場合の流れやフリーエンジニアの統計や昨今の業務委託事情も教えれてくれますので、気になったら聞いてみてください!
5.終了
面談は30分〜1時間ほどで終了しました。
さらに当日お伝えした希望条件も加味して、後日案件を提案いただけるということでした。
エンジニアルートから提案された求人の内容
- Webアプリケーション開発/JSフレームワーク、Node.js、RDBMS 等/70万
- 大手自社サービス/Vue.js、React.js/75万
- ECサイト/Vue.js、Nuxt.js/65万
マージン率が低いということもあり単価はフロントエンドでも70万前後と割と高めでした!
エンジニアルートと合わせて登録すべきフリーランスエージェント
HiPro Tech
対応エリア・地域 | 全国 |
---|---|
対応職種 | フロントエンド・サーバーサイド・iOSエンジニア・Androidエンジニア・汎用機エンジニア・インフラ・ネットワーク・データベース・データサイエンティスト・PM / PL・ディレクター・プランナー・デザイナー・その他 |
支払いサイト | 月末締めの翌月末の支払い(企業によって変更あり) |
最高単価 | 150万円 |
平均単価/平均年収 | 76.6万円/920万円 |
情報:HiPro Tech
HiPro Techの特徴・メリット
HiPro Tech の特徴は以下です。
- 累計契約社数は950社
- 高単価の契約が実現しやすい(最高単価150万円)
- リモート案件が84%、週3案件も
- 企業との直接契約が可能
- サポート体制の充実
特徴① 累計契約社数は950社
HiPro Tech は、2022年8月時点での累計契約社数は950社を突破し、ITエンジニアからコンサルタント、WEBマーケティングまで幅広い案件が提供されています。
特徴② 高単価の契約が実現しやすい(最高単価150万円)
HiPro Tech は、多くの案件が事業会社や直請けで、高単価の契約が実現しやすい特徴があります。
約60%の案件が80万円以上で、最高150万円(ITエンジニア)や最高200万円(ITコンサル)などの高単価案件が充実しています。
非公開案件も幅広く提供されています。また、HiProTech利用者は平均10%年収アップしています(2021年5月~2022年5月実績)。
特徴③ リモート案件が84%、週3案件も
リモート案件が84%と多数あり、柔軟な働き方が可能です。案件の種類も短期から中期、週3~週5まで幅広く、最短1週間での案件参画が可能です(2022年8月時点)。
フルリモートであれば通勤電車から、完全にさよならできますし、どこの地域からも東京などの案件を獲得することができます。
現在は最初から最後までリモートワークという働き方がHiPro Techが紹介する案件では増えています。
特徴④ 企業との直接契約が可能
企業との直接契約が可能で、温度感のあるコミュニケーションが取りやすい環境です。直接契約により、コミュニケーションが明確で迅速に行えます。
特徴⑤ サポート体制の充実
サポート体制が充実しており、面談対策だけでなく、案件参画後も希望に応じた稼働フォローや次回案件の提案などが行われます。
HiPro Techのデメリット・おすすめしない人
HiPro Techは大手企業がスタートさせたとは言っても、フリーランスエージェント自体の歴史は浅いので、そこも含めて許容できる人におすすめです。
ルール等も一緒に作っていくという感じなので、単価設定なども臨機応変に対応してくれるはずです。
HiPro Techについてさらに詳細について知りたい方はHiPro Techの評判は!?特徴や使うべき利点を徹底解説【フリーランスエンジニア向け】を参照ください。
まとめ:エンジニアルートはおすすめ
繰り返しですが、下記がエンジニアルートの特徴です。
- 業界12年以上の実績
- 最先端からレガシーな案件まで扱ってるため案件や年代の幅が広い
- 直接のユーザーや大手企業も多いため、高単価が可能
- 他社と比べて圧倒的にマージン率が低い
- コア層から外れていても基本的には拒否しない姿勢
面談も非常にアットホームな雰囲気でスムーズに紹介いただけた印象です。
業界歴も長いため未公開の案件も多く保有してるので、無料相談してみてはいかがでしょうか?
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