事例や年収を知りたい!
最近では上記にような質問や悩みをよく目にします。
結論を言ってしまうと「未経験の30代女性でもエンジニアになれます」のが回答になるのですが、
- なぜそう言えるのか?
- ではどうしたらエンジニアになれるのか?
といったことをこの記事では書いていきます。
私は2012年からエンジニアを続け、現在はフリーランスエンジニアです。
その中で20~30代の男性・女性未経験エンジニアを数えきれないくらい見てきたので、その経験も踏まえ解説していきます。
そもそもエンジニアとは?プログラマーとの違い
そもそもエンジニアとは幅広い定義があります。
車の整備士もエンジニアですし、電車が時刻通り動いてるのもエンジニアのおかげです。
エンジニアの大きい枠の中にあるのがWebエンジニアです。
Webエンジニアはその名の通り、インターネット上で動くサイトやサービス、アプリを作る仕事です。
Webエンジニアもプログラマーもほぼ同義です。
厳密には以下の違いがあるそうですが、私自身使い分けてる人を聞いたことがないのでほぼほぼ同義と思っておいて大丈夫です。
簡単に言うとエンジニアがシステムの設計をし、プログラマーはそれに従って実際にプログラムを書くという役割の違いになります。
引用:https://hataraku.vivivit.com/works/pgse
この記事では、最近人気が高くなってるWebエンジニアに30代女性がなれるかを書いていきますのでご安心ください。
女性エンジニアが増えている
リクルートキャリアによる調査で女性の転職者、女性のエンジニアの伸び率が顕著であることが分かりました。
引用:https://www.recruitcareer.co.jp/share_release/assets/20190327_01.pdf
2009年から女性の転職者はなんと約4倍に伸びています。
2016年には女性活躍法が施行されてより、女性の働き方の自由が促されたようです。
引用:https://www.recruitcareer.co.jp/share_release/assets/20190327_01.pdf
女性エンジニアで言うと2009年からなんと4.75倍、さらに注目すべきは35歳以上の女性はなんと9.5倍にも伸びているんです。
約10倍ですから10→100人に増えてるくらいの伸び率なわけですね。
さらに2019~2020年は、Twitterでも未経験の女性エンジニアがアウトプットするツイートをよく見るようになりました。
今後も女性エンジニアが増えていくと予想されます。
なぜ女性エンジニアが増えている?
おそらく一番大きいのは、男性女性限らずWebエンジニアという職種が注目されているということにあります。
マナブさんを筆頭にWeb系のエンジニア兼インフルエンサーの方が多くアウトプットすることでイメージがクリーンになってきたことが一つ。
女性という観点で言うなら、技術力やコミュニケーションスキルが得意な方もお勧めできる職種であるから、接客業や事務職などかなり幅広い職種から転職されてきたことが要因にあります。
以上から、性別関係なくWebエンジニアになれるという認識が広がってきたことが大きな要因と言えます。
今後も女性エンジニアは増え続ける?
IT市場は2020年までに36.9万人が不足すると言われています。
つまり業界は少しでも働き手が欲しいため、福利厚生が充実してる企業が多いです。
特に女性の福利厚生として育児手当や育休が整っているWeb系の企業が多いです。
私が聞いた会社では、社長が女性で社員もほとんど女性なので、女性にかなり優遇した福利厚生があるそうです。
一方女性エンジニアが転職して別の業界に行くというのは、私自身聞いたことがない(ほんとです。。)のでこのまま増え続けていくと確信しています。
なぜ女性にエンジニア職が人気になったの?
理由は複数あると思います。
- 福利厚生が充実してきた
- 働き方の選択肢が多い
- 年齢が採用基準にならない
1の福利厚生は先述した通りです。
2.働き方の選択肢が多い
ライフプランとして、妊娠中や子育て期間中の仕事はどうしたらいいか悩む人は多いようです。
Web企業で多いのは、フレックス制度や在宅制度、リモートワーク制度など自身の生活スタイルに合わせた働き方が可能ということです。
大規模感染となった新型コロナウイルスによってリモートワークを取り入れる企業はさらにふえましたよね。
3.年齢が採用基準にならない
過去には35歳転職定年説がありました。
つまり35歳を過ぎると転職できないという説なんですが、Webエンジニア業界ではそれは当てはまりません。
先述したグラフが証明している通り35歳以上の女性エンジニアは約10倍にも伸びています。
Web業界で見られるのは年齢ではなく
- モチベーション
- 実績・成果物(初心者でも作ったサイトやアプリ)
なので一定期間集中して学習すれば転職可能となります。
未経験から女性エンジニアとして転職・フリーランスになった事例紹介
ここではプログラミングスクールの侍エンジニア塾とTechAcademyを例に紹介します。
侍エンジニア塾でプログラミングを学んだ事例①
引用:侍エンジニア塾
ハナキ:そもそもどんなライフスタイルが理想だったんですか?
桑原:時間に縛られない生活ですね。
もうとにかく当時のライフスタイルが嫌だったんです。「なんで月曜から金曜まで9時からみんなと一緒に働かなきゃいけないの?」みたいな、すごい反抗的な気持ちがありましたね。
ハナキ:確かにそれだとWEB系のエンジニアは相性いいですよね。
桑原:そうそう。基幹系だと常駐してなきゃいけなかったりしますが、WEB系は転職だけじゃなくてフリーランスとか独立とか、とにかく選択肢が広いなと思ったんです。場所が限定されないから、そもそも日本にいなくていいじゃんってなりますし。
いつか海外で暮らしてみたいなと考えていたので、そういういろんなことが、プログラミングができるようになれば実現がしやすくなるなって思って。
ハナキ:プログラミング学んだことで、理想のライフスタイルは実現できました?
桑原:できましたね。働く環境、手段を自分で選択できるようになりましたし、選択の幅自体も広がりました。
Uターンして、地元島根から東京の仕事をリモートでやるなんてこともできるようになりましたからね。島根と東京の仕事のダブルワークってカッコよくないですか(笑) 今はまた東京で暮らしているんですが、そうやって働く環境をすぐに変えられるのも強みだよなぁと感じています。
収入増やしたいときには副業すればいい、好きな場所で働けばいい。
会社の枠組みの中で働くよりも自分で選べるようになったのは大きいなと思います。
侍エンジニア塾でプログラミングを学んだ事例②
引用:侍エンジニア塾
河出:プログラミングを学習しようと思ったきっかけを教えてください。
清水:ある海外企業に勤めていた時、海外のエンジニアさんが放った衝撃的な一言がきっかけでしたね(笑
これまでの職歴でIT企業で働いてきたことが多かったので、エンジニアさんと関わる機会は沢山ありました。
ある時、いつものようにエンジニアさんと会話していたら、その方がこう言ったんですよ。
「今日は足を怪我してるから家で仕事するね〜」
もともと自由な働き方がしたいな、とは漠然と考えていましたが、まさか身近にこんなにも自由な働き方をしている人がいるなんて思ってもいなかったので、衝撃を受けたのを覚えています。
それと同時に「自由に働きたい!」と強く思うようになったんです。
河出:いざプログラミング学習を始める時に不安はありませんでしたか?
清水:前職の業務の中で、開発者の方が周りに沢山いて話を聞いていたこともあり、不安はありませんでした。
そして現在、まだまだ男性エンジニア割合が非常に高いので、女性エンジニアが増えたらいいなって思ってました。
河出:他のプログラミングスクールもある中で侍エンジニア塾を選んだ理由は何ですか?
清水:侍の良いところの一つとして、オンラインで世界中の優秀なエンジニアさんがインストラクターとして付いてくれるということがあります。
自由な働き方を目指してる人のうち、海外でノマドしたいとか、在宅したいとかいう人には、現役のエンジニアがすでにそういった生活してる人も多いので、そういった話を聞けるのも大きかったです。
オンラインなので、教室に行かなくて済んで、好きな時間に課題も進められるし、自分が理解できるまでインストラクターに質問できたのもメリットでした。
あと、担当のコンサルタントの市橋さんがすごく良かったんです。
数あるプログラミングスクールの体験会の中で、一番最初に受けたのが侍エンジニア塾でした。
実は、侍エンジニア塾での無料体験レッスンが微妙だったら他行こうって思ってました(笑
でも、市橋さん面白くて…笑
というのは冗談で、私の話をじっくり聞いてくれて、何よりも本気で将来の目標について考えて下さったんです。この人の言うことなら信用できるなって思いましたし、侍エンジニア塾でなら目標が実現できるって確信が持てました。
侍エンジニア塾でプログラミングを学んだ事例③
引用:侍エンジニア塾
ーー今回学習中に2件の案件を納品したとのことですが、どんな案件だったんでしょうか?
松下:知人の会社のホームページや、侍エンジニア塾で学習前に一度納品させていただいたホームページのリニューアルでした。
一つは知人の会社で、大きい会社に保守などを依頼していたのを「松下さんやってよ」とラブコールいただいていたのをお受けしました。学習前はお断りしていたんですけど、学習していると伝えたら「じゃあもうやって!お金払うから!」とおっしゃっていただけて、ありがたかったですね。
丸山:こっちはドメインの引き継ぎができなくて、相談もらったりしましたね(笑)
もう一つは過去に納品したホームページのリニューアルしませんか?とご提案していたんですが、特に困っていないからって断られていたんです。なのでもうご依頼いただく前に作っちゃって、「こうなるんですけどいかがですか?」とご提案したら「あ、これいい。これにします!」と即決いただたんです!
この時の高揚感は忘れられませんね。過去の拙いものを精算できたのもありますし、何より自身の作ったものを認めていただいた、自分も自信を持って納品できたのはとてもうれしかったです。
ーーちなみに、いくらくらいの案件だったんでしょうか?
松下:2件で約30万ですね。納品物だけでなく、メンテナンス費やその他のフォローも含めてそのくらいでした。
ーー松下さんの過去の子育て経験から、「在宅で仕事をしたい」と考えるママさんへのアドバイスってありますか?
松下:まず、最初から稼ごうとするのは難しいと思って始めた方がいいと思います。子供って小さければ小さいほどいつ病気になるかわからないので、スケジュール通りの納品は難しいと思います。
だから子育て期間は勉強時間として、子供が大きくなって保育園に行くようになったりして、時間ができてから仕事を始めるのがいいと思います。勉強は気持ちがあればいつでもできるので、うまく自分の時間を使えるようにして取り組んでみていただきたいです。
そうやって大変な時期に自分のことをできる人は、手が空いた時になんでもできるようになると思います。
ーー最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします!
松下:淡い夢ではなく、しっかりした目標を持ってみてください。そうすると、自分が何が必要なのか、何をやりたいのかが明確になってくると思います。
自分の頭の中で色々やりたいことが溢れてくる人、何か形にしたい人、行動力がある人はフリーランスになると楽しいと思います。特にコツコツと勉強することが好きな人は、プログラミングに向いていると思います。
TechaAcademyでプログラミングを学んだ事例①
引用:TechAcademy
――TechAcademyでの学習は順調に進みましたか。
二、三度やめようと思いましたね。ただ、自分に合ったメンターとの出会いによって大きく変わりました。教え方が合理的で私に合っていたため、1人では進まない作業もあっという間にクリアにでき、進捗のスピードが格段に上がりました。「どうしてこうなるのか」という疑問をたくさん投げかけましたが、どれも親切に答えてくれました。2つのアプリを完成までもっていけたのは、メンターのおかげですね。また、チャットサポートにも非常に助けられました。15時から23時まで8時間みっちり作業して最大限活用しました。15時からというのもちょうどよかったです。他の作業を済ませてから学習ができるので。
――自分より年齢が低い人から教わることに抵抗は感じませんでしたか。
自分で尊敬できると思えたら、その人が師になります。私くらいの年の人はそれを受け入れられない人が結構いますよ。でも私は自分より優れている点があると思ったら絶対に平気です。今でも、ドローンのトレーニングに年中誘っている方は22歳。彼は大学中退後にドローンショップに転がり込んで2年間スタッフとして働いた後に、自ら起業しています。TechAcademyのメンターも若かったです。プログラミングとドローンを学んだおかげで、付き合う相手が若返ったので非常に楽しいです。私は、やっぱり年を取ったら何もできないとか、若い人はダメだとかそういうのは間違いだと思っています。誰でもできるんですよ。
TechaAcademyでプログラミングを学んだ事例②
引用:TechAcademy
――今回作成された、オリジナルサービスについての説明をお願いします。
「HUTACHAN -ふたごちゃんねる-」双子と多胎ママのための情報掲示板になります。機能もできるだけシンプルにしたかったので、「コメントのランキング」、「新着トピックの順番」、「検索機能」、「お気に入り登録のシステム」の機能だけに絞ってサービスを作りました。
――すでに多くの方がサービスを利用しているのですが、どうやって集めたんですか。
ほとんどがInstagramとTwitterのフォロワーさんですね。Instagramは今2600フォロワーほどいて、その中の80%ぐらいが双子ママの方になります。まずはInstagramで告知したのと、Twitterでも「こういうサービスを作りました」と発信したら5000RTくらいされて、「Twitterからきました」と掲示板に書かれている方もいました。今後はユーザーを増やすために、SEOなども力を入れたいと思っています。
――5000RTですか!すごいですね。今回のサービスは、受講する前からアイデアとして持っていたんですか。
そうですね、アイデアありきの受講でした。育児に関するサイトはよく見かけるのですが、双子についての情報が載っているサイトは全く見つけられなかったんです。双子の場合は、状況が妊娠中の段階からかなり違ってリスクも大きくなるし、切迫早産といって早めに産まれてしまうこともあります。他にも入院することが多くなったり、色々大変なことが多いんです。自分の中で情報が必要だったのに得られなかったという経験があったので、みんな抱えている悩みなんじゃないかと思って作りました。
――これからTechAcademyの講座を受ける方に、学習方法や自分のアイデアを形にするときにどうすればよいかアドバイスをお願いします。
自分が一番どういう状況になれば頑張るかというのを分析して、その状況に自分を追い込むことが重要だと思います。お金も出しているので、覚悟を決めて集中して追い込んでやるのがいいですね。
今回の受講の場合は期限が決まっていたので、集中し続けていてもそこまでストレスにもならなかったですね。逆に半年とか一年あると苦しかったかもしれないので、今思うとその期限の短さがよかったと思います。
TechaAcademyでプログラミングを学んだ事例③
引用:TechAcademy
――実際にプログラミングをする仕事に就いてみて、感じることはありますか?
知らないことが95%ぐらいなんですよ。課題の時と違って、現場になると「こういう機能が欲しい」であったり「こことここを修正してください」というように新しいことが毎回出てくるので、毎回新しいことをインプットしながらアウトプットしていくという感じですね。
試用期間の時はまだ、分かっているのもあったという感じでしたが、業務になるとほぼ分からない内容でした。エラーもたくさんありますし、そのエラー内容を読んでも分からない、検索しても分からないという状態でした。解決方法を見つけるのに時間がかかるんですが、逆に失敗して学ぶこともたくさんあるので、むしろ失敗した方が勉強になっているかなと思います。
あと、業務の場合は、開発規模が大きいので、学ぶことがたくさんありますね。――精神的に辛くなったりとかはありませんか?
全くないですね。心の持ちようだと思うんですけど、プログラミングって絶対に解決方法があるじゃないですか。人間関係ってとても複雑で解決方法がない時もあると思うんですけど、プログラミングって絶対に解決する方法を誰かが知っているし、検索すればどこかに答えがあるし、聞ける人にも恵まれているので、なんとかなると思って仕事してますね。
――今回、エンジニアとして働くまでに至ったと思うんですが、「エンジニアになりたい」という目的で受講される方や勉強を始める方に向けて、ご自身の経験を踏まえてアドバイスをいただけますか?
まず、自分でやっても分からないことは人に聞いた方が早いんですよね。私は、就職できないのを勉強が分からないということのせいにしてずっと長引いていたんですが、お金を惜しむ方が良くないなと思います。お金を借りてでも自分に投資して知識を増やすことが重要だと思いますね。
お金は結果についてくると思うので、あとで回収すればいいと思うんですよね。なので行動は早めにするべきだと思います。
――これから転職する人に向けてのアドバイスもあれば、ぜひお願いします。
先ほども言いましたが、ポートフォリオは絶対に作った方がいいと思います。私は運が良かったですけど、自分をアピールしていくポイントがないと企業の人って雇いたくないと思うので、ポートフォリオは必要ですね。
あと、むやみに色々なところに応募するよりは、まず何社か応募してみて、そこで全部に引っかからなかったら他のところでもそうなる可能性は高いと思うんですよ。そこで見直して、何が足りないのかを考えて、ポートフォリオを充実させたり、他の技術を習得してみたりなど、穴を埋めていってから応募していくという流れが良いと思います。
エンジニア未経験の女性がまずやるべきこと
まずは、体験してみることが一番です。
体験して苦痛に感じるか、楽しいと感じるかは人それぞれです。
最初の時点で苦痛に感じる人は向いてないかもしれません。
それはそれでプログラミングが自分に向いてないことが分かったということで、無駄では全くないです。
本気でプログラミングが自分に合うか試したいという方は、事例で多くの女性が言うように
行動は早めにするべきだと思います。
迷ってる時間が一番の機会損失ですからね。
女性におすすめのプログラミングスクール
そのうえで、何個か比較するというのは重要です。
上記で紹介したプログラミングスクールは、Web業界でもとても有名で評判のいいスクールです。
- TechAcademy・・・知名度No.1スクール(転職保証あり)
- 侍エンジニア塾・・・就職成功で受講料全額キャッシュバック
まずは相談や体験が無料(侍エンジニアは転職成功でも無料ですが)、なので現役エンジニアに相談するのが夢をかなえる一番の近道ですね。
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