フリーランスのメリット・デメリット
フリーランスのメリット3つ
- 単価が高い、税金が抑えられる
- 業務量・ポジションが選べる
- 働き方が選べる
1.単価が高い、節税ができる
1つ目のメリットは、お金の面です。
フリーランスエージェントを16社も利用したのですが、実際に案件が決まり契約したのは下記2件です。
また単価だけではなく節税ができるのもフリーランスならではです。
仕事にかかった出費も経費とすることでその分所得から差し引かれ、税金が安くなる仕組みです。
塵も積もれば山となりますので、意識すると良いですね。
2.業務量・ポジションが選べる
3.働き方が選べる
上記では常駐型の業務委託を例に挙げましたが、それだけではありません。
フリーランスの働き方は、その契約する会社や請け負う案件によってリモートでも行うことができます。
つまりストレスの高い通勤満員電車に解放されたり、自宅で完結する仕事を見つけることが可能です。
リモートに強いフリーランスエージェントは下記記事にしています。
フリーランスのデメリット3つ
- 年金、健康保険の負担がでかい
- 税金、年金、健康保険の手間がある
- 保証がない、強制力が少ない
続いてフリーランスのデメリットを紹介します。
1.年金、健康保険の負担がでかい
年金と健康保険は、会社が半分出してくれるということは聞いたことがあるかもしれません。
2.税金、年金、健康保険の手間がある
もう一つ同じ関連ですが、税金、年金、健康保険の手間はあります。
問題なのは、忘れたころに請求が来るので「あれ年金払ってないっけ?健康保険ってどういう支払方法だっけ?」となるので注意です。
自分も年金を払い忘れ督促が来て払いました。
大事なのは、何をどうやっていつ支払ってるか記録をつけることです。
自分はEvernoteにメモしています。
また、各支払いによって支払方法が違いクレジットカード支払ができるものもありますので、チェックしておきましょう。
- 住民税・・・年4回にわけて納付通知書で支払
- 所得税・・・3/15まで、口座振り込みも可能
- 年金・・・口座引き落としが可能
- 健康保険(IT健保)・・・クレジットカード支払が可能
保証がない、強制力が少ない
フリーランスは、正社員と比べて労働が保証されてません。
そのためきられやすく、安定してないイメージがあると思います。
実際自分も会社都合で契約を一方的に切られたことがあります。
またそれの逆で会社員のように強制力がないので、何もしなくてもフリーランスとして名乗れます。
これは自宅で受託制作をしてる人に多いですが、強制力がないため怠けてしまうという人がいるのも事実です。
正社員のメリット・デメリット
正社員のメリット3つ
- 安定して給料が入る
- 労使折半
- 手間が少ない
1.安定して給料が入る
正社員といえば基本的に安定して毎月給料が入ってきますよね。
まずそれは大きなメリットです。
2.労使折半
先述した労使折半が受けられます。主に年金と健康保険です。
また他にも交通費が支給されたり福利厚生があったりと優遇されますよね。
3.手間が少ない
また、手間に関しても正社員は圧勝です。
全て会社に任せられますし、もしわからなかったら人事にでも聞けば答えは返ってきます。
正社員のデメリット
- 働き方が制限される
- ポジションが選べない
- 完全に安心とは限らない
働き方が制限される
働き方は、ある程度決まっています。
その中でフレックスタイム制を取り入れたり企業も工夫しています。
完全に安心とは限らない
これまで正社員は安心と書いてきましたが、実際100%安心ではないですよね。
今や業績好調でもリストラという世の中です。
希望退職のニュースが止まらない..
・味の素:50歳以上 100人
・カシオ:45歳以上 200人
・エーザイ:45歳以上 100人
・ファイザー:50歳以上 200人
・LIXIL:50歳以上 人数定めず
・KIRIN:45歳以上 人数定めず
(対象、目安人数)いずれも2019年の情報。
45歳以上が分かれ道のようです。— 秋山祐太朗@元銀行員CEO(Chief Enkai Officer) (@YutaroAkiyama) November 29, 2019
タイプ別おすすめな働き方(フリーランスor正社員)
フリーランスが合うタイプ
- 野心家
- いろんな経験をしてみたい、いとわない
- 確固たる技術力がある
野心家
一回就職したらとりあえずOKという正社員に比べて、フリーランスは常にその次を考える必要があります。
そのため野心を持って仕事を探せる人が向いています。
野心はお金持ちになりたいとか独立して成功したいという気持ちを指します。
いろんな経験をしてみたい、いとわない
確定申告もそうですが、様々な手続きもいとわない、つまりめんどくさがらない人です。
とはいえ、誰しもがめんどくさいので、割り切って税理士に依頼するのも一つの手です。
また、正社員だったらできない経験もフリーランスではできます。
確固たる技術力がある
卓越したスキルというより、自分はこれを主軸にして食べていくという技術があればいいと思います。
スキルはあとからついてくるものだと思いますので、とりあえず1年実務を積めばフリーランスになるには十分かなと思います。
正社員が合うタイプ
- めんどくさがり
- 趣味に没頭したい、お金に興味なし
- 楽したい
めんどくさがり
フリーランスはちょっと…という人は、大抵このめんどくさそうという理由をあげます。
一方フリーランスの人は、そこに文句を言っても仕方ないので文句を言う人は少ないと思います。つまりこのめんどくささに耐えられるかどうかです。
とは言っても、日々の事務処理として、レシートを取っておくとか年金、保険、税金の支払い、確定申告が近くなったら準備、という感じでルーティン化させればそんなに毎日気にする必要はないです。
趣味に没頭したい、お金に興味なし
自分は割と仕事を終えてからも、家で他の仕事をしたり、休日も仕事を若干したりしています。(といってもブログ)
もはや仕事と言うより趣味にも近いのですが、そうやってお金稼ぎに多くの時間を割いています。
それだったら激務の会社員と変わらないと言われそうですが、自分としては将来的に労働量を少なくするために今頑張ってるという感じです。
一方、お金稼ぎに興味ない人は労働時間も短いと思うので、どんどん年収も下がっていく可能性があります。
楽したい
ここでいう楽は、先述した会社が負担する支払いであったり、手続きです。
フリーランスは一見「自由」に思われがちですが、そこには責任が付きまといますので、どちらが気持ち的に楽か?といえば正社員かもしれません。
しかし、残業やポジションに関しては先述した通り、フリーランスの方が選びやすい特徴もありますので、それぞれ検討してみるとよいです。
まとめ:悩むなら一度やってみよう
以上、フリーランスか正社員転職か!?どちらも経験した現役がメリット、デメリットを解説、という記事でした。
自分としての結論は以下です。
昨日転職orフリーランスで悩んでる友人と飲みました。
自分の場合、フリーランスなろうかな〜と1年ほど考えていて、ここでフリーランスにならなかったらこの先ずっとモヤモヤが消えないなと思ってなりました。
そこまで考えたなら一回なって微妙だったら正社員に戻った方が後悔ない気がしますよ😊— hoshi@フロントエンドフリーランス (@funclur_01) November 30, 2019
自分の場合、フリーランスなろうかな〜と1年ほど考えていて、ここでフリーランスにならなかったらこの先ずっとモヤモヤが消えないなと思ってなりました。
そこまで考えたなら一回なって微妙だったら正社員に戻った方が後悔ない気がしますよ😊
つまり自分が友人に言ったのは、長期間悩んだ場合、それはやってみるべきです。
フリーランスの場合、合う合わないを見極めるのは数か月、長くても1年だと思います。
人生において1年違う世界に行って、また戻ってくるのって大したリスクではないですよね。
一方、「あの時フリーランスになってたらどうなってたんだろう?」、「フリーランスの方が向いていたかな?」と考えながらこの先ずっと正社員として仕事をする方が自分としてはリスクに感じます。
割と自分も周りもそんな感じで始めていますね。
では、この記事が参考になれば幸いです。
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