未経験者がフリーランスを目指すとほぼ失敗する【理由と対策】

いきなりweb系フリーランスになる人っているのか…すごいな https://t.co/rqkhmyQCVS

— hoshi フロントエンドフリーランス (@funclur_01) December 27, 2018

先日このようなツイートを見ましたが、未経験者がフリーランスを目指すとほぼ失敗すると思っています。

内容を深掘りしてみます。

実務経験なしでフリーランスになれるという宣伝文句を見かけるようになりました。

嫌な上司と関わらず自由な生き方としてフリーランスが紹介されてます。

Web系に寄せた話しになりますが、未経験でフリーランスになるのはかなりハードルが高くほぼ失敗すると思うので辞めた方がいいです。

特に学生からフリーランスみたいな話は特に注意しましょう。

この記事では、

• 未経験がフリーランスを目指すと失敗する理由
• 未経験はどのように経験を積んでいったらいいか

をまとめたいと思います。

未経験がフリーランスを目指すと失敗する理由

技術力の未熟さ

もちろん技術力が未熟なので、いきなり仕事しても詰みます。

もしあなたがフロントエンドエンジニアになろうとしてるとして、フリーランスとして仕事を受けた場合求められる技術は多種多様です。

そこまで技術が求められていない案件でも、フロントエンドエンジニアとして最低限このくらいのことを要求されます。

もちろんこの中の一部だけという案件もあるかもしれませんが、それだけでは薄利でとても食っていくまでは到達しません。

まず、フロントエンドであればフロントエンドのオールマイティーな技術が求められると考えましょう。

技術面以外での知識、経験

フリーランスとしても未経験な訳ですからハードルは更に上がります。

要は技術力以外でも人脈、営業力、資金、自己管理、税金などの知識がある程度必要になってきます。

顧客への迷惑

なぜお金が貰えるかといえば価値を与えられるからです。

会社に属していてもそうですが、フリーランスはより顧客のことを考えておかなければなりません。

勉強として出来もしない仕事を受けてしまったら価値を与えず顧客へ迷惑がかかり次の仕事へも繋がらず負のスパイラルになってしまいます。

まず迷惑をかけないか、価値を与えられるかを基準に仕事を請けるということを考えなければなりません。

自己解決しなければいけない

人によっては、教えてもらえるメンターなどを用意すれば良いなど思いがちですが、未経験であれば常に疑問の連続です。

それをいちいち聞いていればきりがありません。

また、未経験のうちはググり方がまずわからないので自走することができません。

未経験からの王道ステップアップ

では、未経験からフリーランスになれないかと言えばそういうわけではありません。

もちろん始めは誰もが未経験であり、自分も未経験からフリーランスになっています。

何が違うかというと過程が違います。つまりステップアップしてるかどうかです。

未経験であればそれなりに経験を積んでフリーランスにならなければ上記の理由からすぐ挫折すると思います。

ではその王道のステップアップの例を解説します。

1.就職orアルバイト

まずこれに尽きます。昨今色々な働き方ありますし、インフルエンサーが色んな考えを発信されてますが、新卒であれば就職が間違いないです。

今Web業界は超売り手市場なので、未経験とはいえある程度勉強すれば目的にあった会社に入れると思います。

企業から教わることはとても多いです。しかもそれをタダ、（むしろ）給料をもらいながら学べるというのはかなり大きいです。

Web業界は、日が浅いということもあり、教える、教わるという文化が企業にもよく根付いてます。なぜなら教えることで教える側も理解と記憶が定着しメリットがあるからです。

また、顧客への迷惑という点もそうならないように段階的な仕事が自動的に任されることになるのでこちらの心配もありません。

未経験であれば少々辛いですが、アルバイトで入社してしまいましょう。

自分も27歳でWebコーダーとしてアルバイトになりました。流石に周りに言いづらいと思ったこともありましたが、めちゃくちゃ頑張り3ヶ月で正社員にしてもらいました。

2.1年就職or正社員

どうしても早くフリーランスになりたいと考える新卒の方は1年会社で経験を積みましょう。

この1年は特に理由はなくて、自分がまだその会社から学べると思ったら2年でも3年でも働いていいと思います。3ヶ月でもう学ぶことはないと思えばその時点でやめちゃってOKです。

アルバイトの方は正社員になることを目指しましょう。
正社員になってからも数年経験は経た方が良いです。

なぜならWeb業界でもまだ技術レベルを経験年数で計るという文化が根強いからです。
もちろん経験値以外の成果物で技術を見せることができるなら問題ありません。

3.いざフリーランスへ

そうしてフリーランスになることができます。

ここまでくればフリーランスの壁は、上で挙げた技術面以外での知識、経験のみになります。
壁を超えやすくなったと感じることができますよね。

まとめ

未経験がいきなりフリーランスを目指すと失敗します。

お金がもらえて様々なことが経験になる正社員をまずは目指すことをおすすめします。