フリーランスになりたいんだけど1年目は何したらいいかな?という人に向けて
- フリーランス2年目が1年目にやっておいてよかったこと
- フリーランス2年目が1年目にやっておけばよかったこと
- フリーランスが失敗する原因とは?
を書きます。
- フリーランスエンジニアになりたい人
- フリーランスデザイナーになりたい人
- フリーランスディレクターになりたい人
上記の方はこれを読むことで「やっておいてよかった」と思うはずなのでぜひ読み進めください。
フリーランス2年目が1年目にやっておいてよかったこと
私がフリーランス1年目でやっておいてよかったと思うことは以下です。
- 貯金
- 開業届
- 社会保険料の支払い
- TODOリスト
- 売り上げ
- 副収入
貯金
貯金は精神の安定につながるので絶対しておいた方がいいです。
フリーランスは正社員のように保証されていないので、有休も出ませんし失業保険もありません。
そのため、そうなった時ように自分でお金を貯めておく必要があります。
どのくらい貯めておけばいいの?という話になりますがあくまで感覚ですが、都内であれば100万あれば数カ月は切り崩しても生活できると思うので大丈夫です。
開業届
フリーランスになったら真っ先に開業届を出しておきましょう。
開業届は税金控除が受けられる青色申告をするために必要となります。
つまり税金が安くなるので開業届は出しておくべきです。
社会保険料の支払い
フリーランスが払う社会保険料は以下です。
- 健康保険
- 国民年金
こちらを支払うのは義務なので当然払うとして、支払い方法がそれぞれあります。
私が加入してる健康保険はIT健保でまとめて支払うことで減額されます。
数千円ですが、得した気分になります。
また、国民年金はクレジットカード支払いにしたり、年収が少ない方は免除・納付猶予されたりしますので、気になる方は調べてみましょう。
私は、楽天クレジットカードで支払っているためポイントがついてお得です。
TODOリスト
フリーランスに必要なのは自己管理能力です。
自分で何もしなければ、無職ともいえる状況になってしまいます。
私は、毎日evernoteにTODOを入力していますが、スマホ、PC問わず見れるので重宝しています。
売り上げ
毎日のTODOもそうですが、月末にやることも決めておいた方がいいです。
私は月末の休日の午前中を集計業務と決めていてその月の売り上げを必ず出すようにしています。(家計の収支も)
そうすることで、自分の収支がどのくらいかという意識づけができるのでおすすめです。
会社であれば売り上げが上がろうが下がろうが給料に直結していなかったので、あまり気にならない人も多いと思いますが、自分のこととあれば別ですよね。
副収入
メインとは別で副収入を持っておくことが重要です。
私の場合、メインが8割、副収入が2割という比率でやっています。
また人にはよりますが、最初のうちは大体狙いやすいのはこの比率かなと思います。
おそらくフリーランスになりたいということであればメインの収入については見込みができていると思います。プラス2割で副収入を生み出すことを考えましょう。
おすすめは、メインのスキルに近いことをやることがいいです。
Webデザイナーであれば最近流行ってる
- サムネイル職人(バナー感覚で制作)
- 動画編集(adobe製品の使い方が慣れてる)
に手を出すのもありかと思います。
フリーランス2年目が1年目にやっておけばよかったこと
- 長期の常駐
- IDECO、積み立てNISA
- 確定申告のための記帳
長期の常駐
私は1年目はフリーランスエージェントを通して企業に常駐することで収入を得ていました。
大体以下のような流れです。
- 2019/1~6月正社員時代の会社からの紹介HTML、CSS、JS運用・・・月額単価75万円
- 2019/7~9月レバテックフリーランスからの紹介Vue.js・・・月額単価60万円
- 2019/10~2020/4React.js・・・月額単価82.5万円
上記には2つの後悔があります。
- 1つ目で大したスキルがつかなかった
- 常駐期間が短い
1つ目で大したスキルがつかなかった
1つ目の常駐先は勤めてた会社からお願いされてしぶしぶ入った形だったのがよくなかったですね。
気持ちはVue.jsの案件に入りたかったのですが、結果的に6カ月遅れての参画となりました。
常駐期間が短い
さらに次のVue.jsでの期間が短いこと、React.jsに切り替えてしまったことが反省点です。
結果的にスキルは中途半端で、この次はVue.jsの案件に入ろうとしています。
そうすると全くの無駄ではないですが、1つ目と3つ目の常駐先は必要なかったかなと思います。
なので今後はVue.jsの現場に絞る予定です。
Vue.jsとReact.jsは未経験での現場だったので、色んなものに手を出すのもいいですが、まずはそのスキルを固めることが大事ですね。
IDECO、積み立てNISA
IDECO、積み立てNISAは2年目からでもいいですが、IDECOは節税になるので収入が安定しそうであればやっておいた方がいいです。
先日、マネーコンサルタントに診断してもらったところ、私の場合IDECOをやるだけで27万円ほど節税できるということでした。
つまり手元に残る金額が27万円増えるのです。
60歳まで引き落とせないなどの理由はあるので、手元に大金を残しておきたい人にはすすめません。
ですが、年金崩壊など私たちの老後は保証されてませんし、特にフリーランスは正社員と比較してもらえる年金がかなり低くなります。
そのため自分で老後の資産形成をする必要があります。
それでできたのがIDECOや積み立てNISAです。
小規模企業共済も節税になりますので合わせてチェックしてみてください。
確定申告のための記帳
確定申告の記帳はやってなくはなかったのですが、しっかりまめに更新していたわけではなかったので、3月にやはりまとめて時間かけてやりました。
私が使ってる会計ソフトは、やよいの青色申告オンラインです。
こちらで難なく確定申告を済ませることはできますが、やはり1年分まとめて洗いなおすのは面倒なので定期的に記帳するべきだと反省しました。
特に社会保険料や税金がいくら収めたか調べなおすのが面倒なんですよね。
こちらは私の場合毎月記帳するのが面倒なのとそこまで必要ではないので4半期ずつやることにしました。
つまり以下です。
- 4~6月
- 7~9月
- 10~12月
- 1~3月
上記の月末(6月末、9月末、12月末、3月末)に記帳します。
こうすることでちょっと会社っぽいですよね笑
目標も4半期ごとに立てることも可能です。
売り上げを毎月記録、4半期で収支を記帳という感じです。
フリーランスが失敗する原因とは?
最後にフリーランスが失敗する原因について触れたいと思いますが、これはまず間違いなくメイン収入が減ることです。
つまり仕事がなくなるということがほとんどだと思います。
クラウドソーシングをやってる人は、価格競争により精神が削られる人も多いです。
しかしこれらはフリーランスエージェントを利用することでほぼほぼ間違いなく安定した仕事の共有が受けられます。
ただ私のようにぬるま湯につかってはだめで、さらにスキルを磨けるような現場につくことをおすすめします。
フリーランスエージェントに関しては、私が1年書いたフリーランスエージェントの教科書ともいうべき記事がありますので、下記を参照ください。
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