フリーランスエージェントってマージン(手数料)取ってフリーランスから搾取してるって聞いたけど本当?
フリーランスエージェントのマージンの一覧が見たい
フリーランスエージェントのマージンの一覧が見たい
フリーランスエンジニア、フリーランスデザイナーになったらまず登録すべきはフリーランスエージェントです。
そこで気になるのがマージンですよね。
この記事では以下について書いていきます。
- フリーランスエージェント各社のマージン一覧
- そもそもマージンとは?
- マージン率よりも恐ろしいこととは?
404 NOT FOUND | hoshilog
行動しない人生を終わらせるWebメディア
結論:フリーランスエージェントのマージン一覧【18社調べ】
中間マージン | |
---|---|
エンジニアルート | 10%前後 |
PE-BANK | 8~12%(1年目12%、2年目10%、3年目8%) |
Midworks | 非公開 |
1 on 1 Freelance | 10%~15%案件あり |
レバテックフリーランス | 非公開 |
ギークスジョブ | 非公開 |
フォスターフリーランス | 非公開 |
TECH STOCK | 非公開 |
エミリーエンジニア | 非公開 |
ポテパンフリーランス | 非公開 |
テクフリ | 非公開 |
tech tree | 非公開 |
BTCエージェントforエンジニア | 非公開 |
DYMテック | 非公開 |
ITプロパートナーズ | 非公開 |
エンジニアファクトリー | 非公開 |
クラウドテック | 非公開 |
フューチャリズム | 非公開 |
マージンを公開している会社(個人的に面談で聞き出せた会社を含む)は3社のみです。完全に公開してると言えるのはPE-BANKです。
18社中3社ですから、いかにマージンを公開してる会社が少ないかわかりますよね。
そもそもマージンとは?
そもそもマージンとは手数料のことです。
ネットではよく
- エージェントがフリーランスから搾取している
- マージンを非公開にしている会社はクソだ
などの意見が散見されます。
マージンを簡単に表した図が下記になります。
この場合、企業から100万円の受注にもかかわらずフリーランスに支払われる金額が80万になっています。
つまりエージェントAが20万円、手数料を間引きをして、80万円フリーランスに支払われているのです。
この場合のマージン率は20%ですね。
正社員の転職エージェントの場合は、紹介料としてはじめに支払われますが、フリーランスエージェントの場合毎月この料率が取られます。
上記の例で言うと毎月20万がエージェントに支払われます。
なぜマージンを公開しないエージェントが多いの?
これは憶測にはなってしまいますが、おおよそ下記2点が理由に挙げられます。
- 案件や人によってマージンを変動させている
- マージンの公開によって離脱されることをさけている
つまり案件や人によってマージンを変動させていたら公開もできないですし、フリーランスからめちゃくちゃ印象悪いですよね…。
また公開したところで、「え?こんなにマージン取られてるの?」とフリーランスから思われてしまうということから公開に至ってないエージェントが多いようです。
マージンについてエージェントに詳しく聞いてみた記事はこちらです。
https://hoshi-log.com/futurism-syuzai/
フリーランスエージェントはこんなに儲けていいの?
そこで出てくるのがフリーランスエージェント搾取論です。
確かに働いてるのは私たちフリーランスエンジニアなのに上記で言うと年間1人から240万円ももらってることになりますよね。
それにて対して搾取だ!と怒り出す人たちが出てきている状況です。
フリーランスエージェントの役割
しかしフリーランスエージェントは何もしていないわけではありません。
フリーランスエージェントの役割を考えてみると以下です。
- 信頼できる案件の紹介
- 面談の段取り
- 単価の交渉
- 契約の締結
- エンドとの毎月の請求書のやりとり
- 契約中のフォロー、相談
- 案件が途切れないように次の案件の紹介
ざっと挙げるだけでもこのくらいあります。
この中でも個人的に重要なのをアンダーライン引きました。
信頼できる案件の紹介
信頼できる案件は、以下のような出来事もあって最近でも特に重要だと感じました。
https://hoshi-log.com/masakisan/
ご存知のない方に簡単に説明するとTwitterで得体のしれない人から紹介された案件が大失敗だったという話です。
フリーランスエージェントから紹介される案件でも炎上案件はありますが、事前にエージェントを通して調査することが可能です。
さらにTwitterのような個人ではなく、企業とのやりとりになりますので信頼感が増します。
さらに自分の場合、現在、個人では取引できないような日本を代表するTOPの会社に常駐することができているので、これは実力ではなくフリーランスエージェントのおかげということになります。
契約中のフォロー、相談
契約中何をするかというと、大抵この悩み相談的なことが大半だと思います。
個人的にはエージェントに相談することも多く助かっています。
案件が途切れないように次の案件の紹介
個人で仕事を取ってくる人は、次の仕事を探すためにつてをだどったり、営業をかけたりしますが、これが必要なくなります。
つまり案件が途切れて、収入がないということがなくなります。
要するに、マージン分の価値をフリーランスエージェントから貰っているのだから文句言わない方が良さそうというのが私の主張です。
マージンが違うだけでどのくらい報酬・年収は違う?シミュレーション
上記ではフリーランスエージェントの必要性を書きましたが、とはいえマージン少ない方が取り分は違いますよね。
マージンが高いエージェントだと40%という話もあるので、ここではマージン40%、マージン20%、マージン10%でどれだけ年収が変わってくるかを書きます。
エンドから100万円の報酬だった場合 | ||
---|---|---|
マージン | 月収 | 年収 |
40% | 60万 | 720万(-360万) |
20% | 80万 | 960万(-120万) |
10% | 90万 | 1080万 |
なんと40%と10%の間には年間360万円の差ができてしまいます。
これであればマージンの少ないエージェントを選んだ方がいいということになるのはよくわかりますね。
マージン公開してるフリーランスエージェント4社
エンジニアルート 【マージン10%前後】
エンジニアルートは、代表の方とお話しした時に10%ほどにしているということを聞いているので確かかと思いますが、不安な方は聞いてみてください。
とても物腰柔らかい方で、アットホームな雰囲気で面談もできるので聞けると思います。
エンジニアルートの基本情報は以下です。
対応エリア・地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
---|---|
支払いサイト | 30日(月末締め翌月末日支払) |
手数料(マージン) | 10%以下 |
最高単価 | 180万円 |
平均単価/平均年収 | 68.9万円/826.8万円 |
情報:フリーランススタート
下記に詳細な記事を書いてますので、興味ある方は参照ください。
【2024】マージン低すぎ!エンジニアルート実際に利用して評判を確かめてきた
エンジニアルートの評判ってどうなんだろう?この記事では上記のようなフリーランスエンジニアの方に向けて、エンジニアルートの評判や特徴、メリット、デメリットフリーランスエンジニアの私が実体験で忖度なして解説します。 この記事では以下のことがわかります。エンジニアルートとは?特徴は?・エンジニアルートの評判、エンジニアルートの他社と比べたメリット、エンジニアルートの他社と比べたデメリット
Pe-bank 【8~12%(1年目12%、2年目10%、3年目8%)】
Pe-bankは最もマージン率が低いことでも有名です。
公に公開もされています。
しかも契約1年ごとにマージン率が低くなっていくのです。
3年目の8%なんて消費税より安くなっているので、この域に達したフリーランスは無双状態です。
Pe-bankの基本情報は以下です。
対応エリア・地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・北海道・宮城・茨城・栃木・岐阜・静岡・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・香川・愛媛・福岡・佐賀・熊本・鹿児島 |
---|---|
支払いサイト | 40日~ |
手数料(マージン) | 契約回数毎に変動:12%(1回~12回),10%(13回~24回),8%(25回以上) |
最高単価 | 308万円 |
平均単価 | 70万円(年収847万円) |
情報:フリーランススタート
下記に詳細な記事を書いてますので、興味ある方は参照ください。
【2024】マージン率の低いPE-BANKを利用して評判を確かめてきた
PE-BANKといえばWeb系エンジニア案件に強みを持つフリーランスエージェントですが、実際のところどうなのか?利用して評判を確かめてきました。 エージェントの方から意外な話も聞けたのでその辺も書いていきます。
Midworks
Midworksは交通費負担や勉強のための書籍費用1万円がつく福利厚生があるのでおすすめです。
対応エリア・地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
---|---|
支払いサイト | 20日 |
手数料(マージン) | 非公開 |
平均年収 | 238万円UP |
情報:フリーランススタート
福利厚生に関しては下記に詳細な記事を書いてますので、興味ある方は参照ください。
【2024】Midworksの福利厚生が半端ない!?内情を暴露
先日フリーランスエンジニアに仕事を紹介するエージェント、Midworksへ面談に行きました。 その面談で圧倒的に他のフリーランスエージェントのサービスとは一線を画すものでしたので、Midworksの神過ぎる福利厚生をご紹介します。
1 on 1フリーランス
名前の通り1対1の対応をしてくれる1 on 1フリーランスは、マージン設定が10~15%と低めです。
対応エリアは東京が中心となってしまうため関東以外はPE-BANKがおすすめですね。
対応エリア・地域 | 東京 |
---|---|
支払いサイト | 30日(月末締め翌月30日支払い) |
手数料(マージン) | 10~15% |
最高単価 | 非公開 |
平均単価/平均年収 | 70万円/840万円 |
- マージンが低めの設定
- フリーランス未経験でも安心のサポート
1 on 1 Freelanceの評判や特徴を徹底解説!【マージン安すぎ】
1 on 1 Freelanceの評判ってどうなんだろう?この記事では1 on 1 Freelanceの評判や特徴、メリット、デメリットを解説します。
まとめ:マージン率よりも恐ろしいこと
以上、フリーランスエージェントのマージン一覧公開【マージンが嫌な人だけ見てほしい】でした。
この記事ではマージンについてのみ書きましたが、搾取されるという意味ではそれだけではありません。
むしろもっと恐ろしいのが下記のように間に2社、ないし3社入る場合です。
こういった場合、無駄に搾取されてるということになりますので、これは避けるべきです。
エンド直(直取引)といったりしますが、間に2社、3社入ってるかどうかは必ず聞いたら答えてくれます。(隠しても後でばれるので)
なので案件紹介された時はエンド直かどうかは必ず聞くようにしましょう。
直取引専門のフリーランスエージェントは1社だけ
ちなみに直取引専門のエージェントは、tech treeのみです。
18社の内の1社のみなのでかなり貴重なエージェントです。
こちらも詳細な記事を書いてますので合わせてどうぞ。
【圧倒的高単価】tech treeの評判や口コミを調査!悪評あり
tech treeってどんなエージェント?tech treeの評判や口コミはどうだろう?tech treeはどんな特徴があるのか? 他のエージェントと比べてのメリットデメリットは?上記について実際に利用した上で分かったことについて書いていきます。 他のエージェントと比べてのメリットもデメリットも正直に書いていきたいと思います
コメント